金の卵展、今年のテーマは
「産学協同/地域連携」

全国から次世代を担うデザイン系学生が集結する、アクシスギャラリー夏の恒例イベント「金の卵 オールスターデザインショーケース」が始まりました。

今年のテーマは「産学協同/地域連携  —現場で育て未来のチカラ」。
「産学協同」プロジェクトは、数も増え、定着してきた感がありますが、実際のところ企業(地域)および学生双方にとってどのような効果をもたらしているのでしょうか。
本展では、商品化に至った成功事例をはじめ、イノベーション人材育成を目的に設立された東京大学i.schoolの活動や、中小企業と大学の連携プロジェクト、医学部との共同開発により、次々と医療機器を製品化している名古屋市立大学大学院 國本桂史研究室の取り組みについても紹介します。
本展を通じ、社会全体での人材育成のあり方などについて改めて考えていただければ幸いです。

本展ポスタービジュアルは、公募にて選ばれた新城大地郎さん(静岡文化芸術大学3年生)の作品。墨で一つ一つ丁寧に描かれた卵は47個。日本全国から集まった卵たちが個性を発揮する様子を表現しています。

▲富山県との地域連携プロジェクトで製作された「トヤマトリョーシカ」(デザイン:楢原万葉[富山大学])。「富山で働く人々」を取材し、その魅力を伝えるためのシンボルメディアをデザインした。富山県のPRイベントで採用されている。

▲今年も気に入った作品に「いいね!シール」を貼っていただき、卵たちを励ましてください。

なお、会場内には、すっかりお馴染みになったポートフォリオの閲覧コーナーも設置。合計約150名分の日頃の取り組みをご覧ください。

会期中は、出品学生によるプレゼンテーションも行なわれます。どなたでも参加大歓迎です。ぜひご参加いただき、卵たちのアイデアに質問や激励をお願いいたします。

出品学生による公開プレゼンテーション
 8月31日(土)14:00〜
 9月3日(火)18:30〜
 9月5日(木)18:30〜

[会場]シンポジア(アクシスビルB1F)

展覧会概要:
[会期]8月29日(木)~9月8日(日)11:00〜20:00(最終日は17:00まで)
[主催・企画]アクシスギャラリー
[参加大学]岡山県立大学/金沢美術工芸大学/九州大学/京都造形芸術大学/慶應義塾大学/札幌市立大学/静岡文化芸術大学/首都大学東京/情報科学芸術大学院大学/女子美術大学/多摩美術大学/千葉大学/筑波大学/東京大学i.school/東京藝術大学/東京造形大学/東北芸術工科大学/富山大学/名古屋芸術大学/名古屋市立大学/日本大学/法政大学/宮城大学/武蔵野美術大学/エコール・ブール国立工芸学校 他

[協賛]コクヨファニチャー株式会社、コニカミノルタ株式会社、株式会社島津製作所、株式会社
デンソー、株式会社東芝、株式会社ナカダイ、日産自動車株式会社、日本写真印刷株式会社
、富士通デザイン株式会社、株式会社本田技術研究所、三井ホーム株式会社 他
[協力]公益社団法人日本インダストリアルデザイナー協会、公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会、デザイン・クリエイティブセンター神戸、岡安泉照明設計事務所、株式会社丹青社、株式会社トゥールズインターナショナル、富国紙業株式会社、モニック株式会社 他
[後援]公益財団法人日本デザイン振興会

問合せ:
gallery@axisinc.co.jp