八戸とドイツを結ぶ
「DIALOG・8・対話」展

「北の創造都市」を未来像に掲げる八戸。その魅力をドイツのアーティストやデザイナーが独自の視点で解釈した作品の展覧会「DIALOG・8・対話」が4月9日と10日に開催されます。場所は八戸ポータルミュージアム「はっち」

東日本大震災から5年、被災地であった八戸のさらなる復興、全焼した蕪島神社再建の道をクリエイティブの力で心から応援したいという、遥かドイツにいる”八戸のソウルフレンズ”が手を繋いだハートいっぱいのプロジェクト。AXIS誌にも寄稿していただいたている、在独33年の文化ジャーナリスト小町英恵さんが、生まれ故郷・八戸と第2の故郷・ハノーファーを繋いでプロジェクトを立ち上げました。

床ほうきか靴磨き用ブラシ? ハノーファーのデザイン事務所DING3000が日本三駒の1つに数えられる南部地方の伝統的郷土玩具「八幡馬(やわたうま)」にインスパイアされたデザインエディション。

タイトルの「8」は八戸、「DIALOG」(ディアローグ)はドイツ語で対話。ドイツのアーティストやデザイナーが八戸を巡って、その魅力を独自の視点で解釈したユニークな成果が並びます。4月9日には講演会も開催。展覧会は4月10日18時までですが、17時からの最後の1時間に展示写真やポスターが希望者に贈呈されます。

マルチアーティストのハンネス・マルテ・マーラーは、八戸前沖サバや真イカ、ウミネコなどの“八戸イコノグラフィー”のドローイングとアートTシャツ「マーラーウエア/コレクション8」をクリエイト。

八戸の酒蔵八鶴とのコラボレーションで、コンスタンティン・グルチッチが2005年に八戸を訪問。その際に撮影した八鶴酒蔵や新むつ旅館、鯛焼き屋、八幡馬工房などの写真の数々を今回初公開。

「DIALOG・8・対話」展

場所 八戸ポータルミュージアム「はっち」2階・ギャラリー2
〒031-0032 青森県八戸市三日町11-1

入場 無料

日時 2016年4月9日(土)9:00~21:00 4月10日(日)9:00~18:00

講演会 4月9日 14:00より、「八戸とドイツを結ぶデザインとアートの文化交流10年の軌跡を振り返る」