NEWS | プロダクト
2019.03.13 17:34
自宅でコーヒーを飲む場合、どうしても淹れる手間がかかるのが悩みの種だ。とくに出勤前など忙しいときには、スイッチひとつでコーヒーができたらとても便利だ。
しかし、コーヒーを淹れるには、湯を沸かす、豆を入れる(挽く)、ドリップさせるなど複数の工程があるし、手順ごとにこまごまと違う動作をしなければならない。
そこで韓国のデザイナー(Jeonghyun Ahn、Donghong Seo、 Gwanghee Joe)が公開したのは、コーヒーメーカーのプロトタイピング「TAP & DROP」である。蛇口と洗面台にインスピレーションを受けた形状で、現代のメタリックなキッチンに合わせたグレーのメタルを使用。
上部のコーヒー豆容器は楕円形で、たくさんの豆を保管できる。また、容器の内側は斜めになっており、豆は自然と注ぎ口に集まってきてくれる。
マシンに置いたカップを認識するセンサーを搭載しており、空のカップを設置しておけば専用アプリで抽出を遠隔操作できる設計になっている。
また、アプリを使えば、豆や水の残量がわかり、コーヒーの種類(アイス、ホット、エスプレッソなど)を指定したり、タイマー設定をしたり、お湯の温度も調節可能。ほとんどの指示がアプリでできてしまう、スマートなコーヒーメーカーだ。