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2020.08.19 15:37
ガジェットガレージは、同社独⾃のシステム「BB除菌システム」を実装した、1~2名で利⽤可能な置くだけの可動式の個室「BlueBox」を開発した。 感染症対策のひとつとして不特定多数の⼈が利⽤するシーンでの活⽤に最適だ。
実装される「BB除菌システム」は、パナソニック製殺菌灯および東芝ライテック製殺菌灯と、東芝マテリアル製の室内光で反応する光触媒ルネキャットをベースにした室内コーティングを組み合わせた独⾃のシステムである。
利⽤前の室内に人がいない状態でUV-Cを照射して室内全体を除菌し、利⽤中は菌が付着した壁、床、デスク、チェアに対して、室内灯によって光触媒が反応して除菌を⾏う仕組みを採用している。
紫外線による除菌は、効果を最適化するために産学連携で監修し、照射する線量を評価することにより効果検証を⾏っている。また、殺菌灯には安全性を⾼めるための安全装置も実装。光触媒による除菌は人体に有毒性はないという。
また、BB除菌システムに加えて、消防組織法(昭和22年法律第226号)第37条の規定に基づく助⾔に準拠し、⾃動消化装置付きのモデルもリリースする計画で、スプリンクラー設備が義務付けられているフロアへも天井の⼯事無しで設置可能となるとしている。
筐体は木製で、内装は不燃材を使用。快適性と安全性を実現させるため、狭小住宅で実績がある⼀級建築⼠が設計を担当した。
1on1ミーティング、テレカン、クリエィティブな思考型ワークなどのオフィスユースに加え、対面での問診・診察、ネイルサロン、授乳室などの感染症対策が必要な用途に最適だそうだ。