神戸発、
「いま、デザインに何ができるのか?」 クリエイティブアジアフォーラムin KOBE開催

「カトリーナ家具プロジェクト」

本フォーラムは、「デザイン都市・神戸」を推進する神戸市が主催し、アジアのユネスコデザイン都市(神戸・名古屋・深圳・上海・ソウル)をはじめ、国内外で行われている地域社会問題の創造的解決に関する事例発表やディスカッションを通じて、ソーシャルデザインのあり方を語り合うもの。

パネラーには、サステナブル建築の研究機関「ベーシック・イニシアチブ」を創立し、アメリカ南部を襲ったハリケーン・カトリーナによって生じた廃材を利用し、家具を製作した「カトリーナ家具プロジェクト」で知られるセルジオ・パレローニ(建築家・ポートランド州立大学教授)や毎年洪水で流されていた中国北西部甘粛省に架かる橋を、地域で調達可能な資材を用いて修復が簡易なデザインに作り変えた「A Bridge Too Far」で知られるエドワード・ン(香港中文大学/建築家)、商業広告のほかにADA(米国障害者協会)やNRDC(自然資源防衛協議会)、ザ・ナチュラル・コンサーヴァンシーの広告など、環境、平和、健康、貧困、教育をはじめとした世界の社会問題について人々の注意を喚起するデザインを数多く手がけ、高い評価を得ているジェスキ(アートディレクター)などが顔をそろえる。

「A Bridge Too Far」

ADA(米国障害者協会)の広告

また、会場内には、国内外のソーシャルデザインに関する事例をまとめたパネルが展示される。
本フォーラムは、ソーシャルデザインに興味がある人にとって大いに刺激となるだろう。

開催概要
日時:3月21日(月・祝)
フォーラム:13:00〜18:00
パネル展示:12:00〜19:00

場所 :神戸国際会議場 国際会議室301
定員 :200名(先着順)
参加費:無料

出演者(敬称略)
基調講演
セルジオパレローニ(ポートランド州立大学教授/建築家)

事例紹介
マエキタミヤコ(クリエイティブディレクター)
エドワード・ン(香港中文大学教授/建築家)
ジェスキ(アートディレクター)
ステファニー・チュウ(建築家)
かわいひろゆき(神戸芸術工科大学ビジュアルデザイン学科教授)

コーディネーター
佐々木雅幸(神戸市創造都市ネットワークアドバイザー)

タイアップイベント
交流会
日時:3月21日(月・祝)
19:00〜21:00
場所:KIITO(きいと)(神戸商工貿易センタービル26階)
定員:100名(先着順)
参加費:3,000円

お問い合わせ
クリエイティブアジアフォーラムin KOBE 事務局
(株式会社studio-L内)
電子メール    info@cafkobe.jp
電話・ファックス 06-4965-4717