世界最初の百貨店 ル・ボン・マルシェで開催された
nendoの展覧会「ame nochi hana」を公開

▲Photographer:Takumi Ota

パリのセーヴル通りにある世界初の百貨店「ル・ボン・マルシェ」では、佐藤オオキが主宰するデザインオフィス nendoによる展覧会「ame nochi hana」が2020年1月から2月にかけて開催された。

同店では、毎年1月の中頃に「mois du blanc」と呼ばれる、白い生活雑貨を対象としたセールが行われるという。年末年始のお祭り騒ぎが落ち着き、真っ白なリネンやタオル、食器などを買い替え、まっさらな気持ちで一年をスタートしようというイベントだそうだ。

▲Photographer:Takumi Ota

この時期に合わせて、毎年一人のアーティストが招待され、館内のアトリウムやイベントスペース、そしてウィンドウを使った「白い展覧会」が約1ヶ月開催されるのがパリ市民の楽しみとなっている。

▲Photographer:Takumi Ota

そこでnendoは、このセールがもつ「気持ちのリセット」ということを念頭に、「水滴」と「花」をテーマにした展覧会を行った。

▲Photographer:Takumi Ota

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水滴は「雨」や「涙」などを想起させるネガティブな感情を、花は「喜び」や「生命力」といったポジティブな感情を表すが、一見するとかけ離れているようで、実は光と影のように表裏一体の存在だとして、できるだけ両者を等価に扱うことを目指した。

▲Photographer:Takumi Ota

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雨は厄介な存在でもあるが、世界の多くの文化圏において、雨は「神からの贈り物」とされることもある。この体験を通じてル・ボン・マルシェを訪れる人々が気持ちも新たに明日を迎えられるように、ほんの少しだけ視点をずらすことによって、さまざまな事柄をポジティブなものに転換できることを、4つのインスタレーションを使って表現した。End

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