靴に装着して、視覚障がい者を誘導する
ナビゲーション「あしらせ」

Hondaは、従業員が持つ独創的な技術・アイデア・デザインを形にし、社会課題の解決と新しい価値の創造につなげる新事業創出プログラム「IGNITION(イグニッション)」を展開している。

このIGINITION発の第1号スタートアップとして設立されたのが、視覚障がい者向け歩行ナビゲーションを開発する「Ashirase」である。

▲視覚障がい者向け歩行ナビゲーションシステム「あしらせ」

同社が手がける「あしらせ」は、靴装着型IoTデバイスとナビゲーションアプリで構成されており、靴の内部に装着したデバイスが振動することにより、白杖を持つ手や周囲の音を聞く耳を邪魔することなく、視覚障がい者を誘導するという。

たとえば、アプリで設定したルートにもとづいて、直進すべきときには足の前部にあるバイブレーターが振動し、右や左に曲がるときには、左右のバイブレーターが振動してユーザーに方向を通知してくれる、という仕組みだ。

ユーザーにはルート情報が足元から直感的に伝わるので、これまで苦労していたルート確認の作業から解放され、歩行者は安全確認に集中することができるようになるそうだ。

なお、「あしらせ」は、広島県庁主催のひろしまサンドボックス「D-EGGS PROJECT」に採択され、広島県内で2021年8月23日(月)より歩行実証を開始する予定だ。End