野老朝雄の「個と群」から生まれた作品を紹介する
「Connecting Artifacts つながるかたち展 02」開催

東京・表参道のTIERS GALLERY by arakawagripでは、「Connecting Artifacts つながるかたち展 02」が2022年10月27日(木)から11月13日(日)まで開催される。

▲つながるかたち展01の様子

単純なかたちが一定のルールでつながり、全体を構成するしくみは、人工物や自然現象を問わず現れる普遍的な原理だという。美術家の野老朝雄はこの原理を「個と群」と呼び、多様につながる作品群を生み出している。

東京大学教養学部では授業「個と群」(文理融合ゼミナール)が開講され、学生が野老と同大学の舘知宏との協働により、「個と群」の創造プロセスを実践。これをきっかけとし、協働の輪がつながり、広がりつつあるという。

創造のプロセスは必ずしもまっすぐには進まず、つくられたものはしばしば意図しないArtifacts(副産物)となる。そこからは、芸術、科学、情報、工学、数学をまたいだ豊かな学際的研究領域が広がっていくそうだ。

▲photo:Choku KIMURA

そこで同展では、2021年に開催された第1弾に続き、かたちをつくることから始まる学術の連鎖を紹介。新たな発見を楽しむことができるだろう。End

Connecting Artifacts つながるかたち展 02

会期
2022年10月27日(木)~11月13日(日) 12:00~19:00
※会期中無休・入場無料
会場
TIERS GALLERY by arakawagrip
(東京都渋谷区神宮前5-7-12)
詳細
https://www.arakawagrip.co.jp/tiersgallery/archive/connecting-artifacts-02/