亀倉雄策賞受賞、林 規章個展
JAGDA新人賞の受賞作品展をgggで開催

林 規章 教育機関の学生募集ポスター「女子美術大学大学院/3年次編入/短大専攻科 学生募集」女子美術大学

公益社団法人日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)は、同協会が主催する2025年度の「亀倉雄策賞」および「JAGDA新人賞」の受賞作品展を、2025年7月15日(火)から8月27日(水)まで東京・銀座のギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)にて開催する。

林 規章 教育機関の学生募集ポスター「女子美術大学大学院/3年次編入/短大専攻科 学生募集」女子美術大学

第27回となる今年度の亀倉雄策賞は、林規章による女子美術大学・大学院の学生募集ポスターシリーズの最新作「女子美術大学大学院/3年次編入/短大専攻科 学生募集」が受賞。このポスターシリーズは、女子美術大学・大学院の学生募集のために20年にわたり毎年制作されており、JOSHIBIの「J」の形をモチーフにさまざまな表現が試みられてきた。

受賞に際しては、「一貫して独自の幾何学的なスタイルを続けながら、その中で表現を研ぎ澄ませてきた」「女子美という軸を持ちながら、個性の輝きを失わずに、シンボリックな抽象性が発揮されている」「安定した造形力とキャラクター感に加え、毎年新鮮さがある」などの点が高く評価された。今回はギャラリー1階にて、林の個展が開催される。

城﨑哲郎 日本料理店のツール「やまめ山荘」やまめ山荘

城﨑哲郎 畜産会社のツール「里山」さかうえ

一方、地階では、JAGDA新人賞2025を受賞した城﨑哲郎サリーン・チェン松田洋和の3名の受賞作品および近作を一堂に紹介する。

43回目となる今回の新人賞は、対象者127名のなかから、厳正な選考を経て3名が選出された。選考委員からは、「今回の受賞者3人には、それぞれの経験値に裏付けされた鮮度、また一つ一つの仕事に静かに丁寧に向き合っている眼差しが共通して感じられる」「ここ数年の新人賞のトーンとは違う、やや大人びた印象を受けた」といった声が寄せられた。End

サリーン・チェン ショップ&ギャラリーの企画展のブランディング「Crystalline」アワ フェイバリット ショップ

サリーン・チェン ショップ&ギャラリーの企画展サイン「UNIQUE PRODUCTS」 アワ フェイバリット ショップ

松田洋和 個展のツール「松田洋和のブックデザイン」

松田洋和 アートプロジェクトの10周年記念書籍のブックデザイン「SUPER OPEN STUDIO─制作と生活の集合体」スーパーオープンスタジオ2023実行委員会+中尾拓哉

ギンザ・グラフィック・ギャラリー特別展
2025 JAGDA 亀倉雄策賞・新人賞展

会期
2025年7月15日(火)~8月27日(水) 入場無料
開館時間
11:00~19:00 日曜・祝日休館
関連イベント
会期中、受賞者らによるイベントを開催する予定。最新情報はギャラリーおよびJAGDAのウェブサイトなどで確認すること。
会場
ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)
(東京都中央区銀座 7-7-2 DNP 銀座ビル 1F/B1F)
同時期開催
「日本のグラフィックデザイン 2025」
2025年6月27日(金)~8月7日(木)
会場:東京ミッドタウン・デザインハブ
掲載書籍
年鑑「Graphic Design in Japan 2025」
(2025年7月発行予定/六耀社刊/予価 16,500 円)
詳細
https://www.dnpfcp.jp/CGI/gallery/schedule/detail.cgi?l=1&t=1&seq=00000846