「アルテック+マリメッコ」シリーズ

2025年に創業90周年を迎えたフィンランドのインテリアブランド アルテックは、クリエイティブなパートナーとのコラボレーションによるアニバーサリーシリーズを発表。そのうちのひとつ「アルテック+マリメッコ」シリーズが、デンマーク・コペンハーゲンで開催されるデザインの祭典「3daysofdesign」で公開される。

TSTO, 2025

今回アルテックは、同じくフィンランドデザインを代表するブランドであるマリメッコと協業。マリメッコは、マイヤ・イソラ（Maija Isola）が手がけた「アルキテフティ（建築的な）」プリントコレクションを提供した。

アルテックはこのパターンを、洗練された木工技術を駆使して、アルヴァ・アアルトがデザインしたフィンランドバーチ製の家具に落とし込んだ。こうして生まれたのが、建築・自然・人間中心の実用主義という両ブランドの結びつきを示す「アルテック+マリメッコ」シリーズである。

「アルテック+マリメッコ」シリーズ

そのコンセプトを体現する「3daysofdesign」の展示は、2025年6月17日（火）から6月21日（土）までコペンハーゲンのマリメッコ旗艦店で開催される。空間デザインは、フィンランドのデザイナー リンダ・ベルグロス（Linda Bergroth）が担当。会場では、無駄を削ぎ落したシンプルかつ詩的な美しさが特徴のアルテックの家具と、大胆かつ鮮やかな色合いのマリメッコのデザインが融合し、両ブランドの世界観が響き合う空間が体感できる。