H&Mデザインアワード、5年ぶりに再始動 
過去最大規模で開催

ファッションブランドのH&Mは、新型コロナウイルスの影響により2021年以降休止していた「H&Mデザインアワード」を復活させると発表した。

同アワードは、若手ファッションデザイナーを支援する国際的なコンペティションとして2012年に創設され、ミンジュ・キムやリチャード・クインといったデザイナーを輩出してきた。今回の再始動では、創造性・革新性・技術力・サステナビリティへの姿勢を選考基準に掲げ、これまで以上に参加国を拡大する。

H&Mデザインアワード2026は、25カ国・60校以上の学士課程および修士課程の学生を対象に実施され、オーストラリア、メキシコ、ポーランド、スペイン、コロンビアなど、8つの新たな国が加わる。

応募は2026年1月29日から8月31日まで、ポートフォリオをデジタル形式で提出する。20名のセミファイナリストは10月8日に、8名のファイナリストは10月22日に発表される予定。受賞者は11月末の授賞式にて決定し、受賞コレクションは2027年9月に店頭に並ぶ。

受賞者には15万ユーロの助成金が授与されるほか、サステナビリティや循環型デザイン、生産・マーケティング・PRなどの分野における1年間の個別カスタマイズ型メンタリングプログラムが提供される。加えて、受賞者のコレクションは世界の一部のH&M店舗およびオンラインで販売される。さらに、8名のファイナリストにもそれぞれ1万ユーロが授与される。

H&M クリエイティブ・アドバイザー アン・ソフィー・ヨハンソン(Ann-Sofie Johansson)

H&Mのクリエイティブ・アドバイザー アン・ソフィー・ヨハンソン は、「アワードを再び立ち上げられることを嬉しく思う。これは新しい才能やアイデア、ファッションの民主化の核心を示すものであり、学業とキャリアの間にある重要な時期に若いデザイナーを支援できることはとても意義深い」とコメントしている。End