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2020.05.29 14:45
台湾のスマホメーカー HTCの元CEOのピーター・チョウ(Peter Chou)が手がけるスタートアップ XRSPACEは、5G対応のVRヘッドマウントディスプレイ「XRSPACE MOVA」を発表した。
Qualcomm「Snapdragon 845」をプロセッサとして搭載、メモリは6GB。多くのスタンドアロンVRデバイスよりも20%ほど軽量だという。
いつでもどこでもすぐに体験できるように設計されたポータブルVRデバイスで、コードもコントローラーもなし。シェイクハンド、ハイタッチ、クラップなど、すべての動きはハンドトラッキングで行うことができる。
これと合わせて発表したのが「XRSPACE MANOVA」だ。MOVAをつけて参加するソーシャルVRプラットフォームで、自分のアバターを作り、他のユーザーのアバターとさまざまな交流ができる。
この世界のなかでは、一緒に映画を観たり、会議をしたり、ゲームをしたり、ビーチやクラブで遊ぶこともできるそうだ。
XRSPACE MOVAは公式サイトにて予約を受けつけている。カラーはホワイトとオレンジを用意するようだ。価格については発表されていないが、一部のサイトでは599ドル(約6万4000円)程度だとしている。