NEWS | プロダクト
2021.03.15 15:40
アメリカのEVスタートアップ Canooはこのほど、新モデルの電動ピックアップトラックのデザインを公開した。2021年の第2四半期には予約注文を開始し、早ければ2023年には納車を開始する予定だ。
仕事だけでなく週末を過ごす人のために設計されたこのピックアップトラックには、これまでにないさまざまな機能が搭載されているのが特徴だ。
たとえば、奥行き約180cmの荷台は、引き出すことで約240cmに拡張することができる。荷物の積み下ろしにも便利で、テールライト機能も備えているので、スペースを最大限に活用しながら安心して運転することができる。
フロント部分にあるのは、開閉式のワークテーブルとカーゴストレージ。電源コンセントもあるので、外出先でも広々としたワークステーションが確保可能だ。
荷台のサイドパネルを倒せば、サイドテーブルに早変わり。そばには多機能電源がついているので、ここも作業台として活用できるという。
さらに、荷台のサイドには引き出しがついており、荷台に登るためのステップにも使えるし、応急キットやドリンク用のクーラーなどを収納するスペースとしても使えるそうだ。
また、積載量800kgを超える荷台に仕切りを設置することで、荷物をしっかりと区別・固定して運ぶことも可能。荷台周辺には荷台を照らすライトも搭載されており、夜間でも安全に作業できる。
そのほか、オプションでルーフラックやキャンピングシェルも設置可能。車両自体が発電設備となり、工具などに1日中電力を供給することができる。