nendoが杉田エース「denqul」のデザインを担当
振り回して充電できる災害時用の発電式モバイルバッテリー

▲Photographer : Akihiro Yoshida

佐藤オオキを中心とするデザインオフィス・nendoは、杉田エースが新たに発表した、災害時用の発電式モバイルバッテリー「denqul(デンクル)」のデザインを手がけた。

災害時にスマートフォン用の電源の確保が、通信や照明といった必要最低限のインフラの取得を意味する。その中でも発電式バッテリーは有効な手段で、常には持ち歩かず、充電された状態で自宅に常備し、非常時にそれを持って避難することを想定したモバイルバッテリーを開発。

▲Photographer : Akihiro Yoshida

しまい込むと利用率が大幅に減るため、小物入れと一体化した充電ドックにすることで、スマートフォンの充電やメガネや筆記用具などと一緒にして、普段から目につく場所でバッテリーが充電されている状況が生まれると考えた。

バッテリーの発電はソーラー式や手回し式などよりも、片手でできて発電効率に優れた新方式を採用。スティック状のバッテリーを約2倍の長さに引き伸ばし、途中でねじってL字に折り曲げ、これを振り回すと遠心力が働き、手回し式と比べて大幅に少ない力で充電が可能。

▲Photographer : Akihiro Yoshida

▲Photographer : Akihiro Yoshida

遠心力を増すために、先端付近に重みがくるようにリチウムバッテリーを先端内部に配置。バッテリーの重量という不利な要素を逆手に取り、それを生かしたデザインになっている。End