オークションハウスのサザビーズでは、Appleのチーフデザインオフィサー ジョナサン・アイブと、プロダクトデザイナー マーク・ニューソンがデザインした指輪をオークションに出品する。

このオークションとは、アメリカ・マイアミで現地時間の2018年12月5日（水）に開催されるエイズ撲滅チャリティ「(RED)AUCTION」のこと。

そしてこの指輪は、両氏がデザインし、合成ダイヤモンドを製造する企業・Diamond Foundry®が製造した1点物のリング。

リング状のダイヤモンドを作ることはけっして容易ではないそうだ。ダイヤモンドの塊には数千にもおよぶ面が刻まれており、なかには数百マイクロメートルほどのきわめて小さいものもあるという。

リングの内側は、レーザービームを照射しながら1マイクロメートルのウォータージェットで切断することで、望み通りの滑らかな円筒状に仕上げることができた。完成したリングは2000～3000の面がある、これまでに類を見ない作品となった。

なお、予想落札価格は150,000～250,000ドル（約1708万～2848万円）が見込まれている。