NEWS | 建築
2020.03.12 15:23
タイ・バンコクの日本人も多く集まるプロンポン(Prompong)エリアに完成した「1.6 Office」は、かつての倉庫を改装したオフィスである。
地元の建築スタジオ ASWAは、平屋建てにメザニンを設け、エクステリアやインテリアに自然光やぼやけた印象をもたらすリップルガラスのファサードを採用。日中は自然光が室内にあふれ、夜にはファサードから光を放つという。
床面積は450平米で、メインエントランスのシークエンスによってプログラムを分割。リップルガラスのドアを開けると、目の前には高い天井をそなえた長方形でガラス張りの20席の会議スペースが現れる。
18席を備えたメインのワークスペースは1階後方にあり、建物の裏手にはパントリーも設置。メザニンには役員室や小さなミーティングルーム、12席を用意することも可能だ。
自然光が入るインテリアは、フローリング、ガラス、漆喰の色など素材を選んで控え目な雰囲気を演出。また、オフィスの前面にある駐車場からの視線は、リップルガラスが遮ってくれる。