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17時間前
カルチャーデザインファーム KESIKIは、新規事業創出の初期段階を支援する新サービス「First Form(ファースト・フォーム)」を、先着5社限定で開始した。
同社は、企業の新規事業に関わるなかで「方向性が見えているのに手が動かない」「経営陣と現場の新規事業担当者の思考にズレがある」「ロードマップばかりでリアリティのある成果物がない」などの、構想や戦略はあるが具体的な一歩が踏み出せない状態に直面してきた。
そこで同サービスでは、経営層から現場の新規事業担当者までを対象に、各企業が抱える問いを言語化し、実際に手に取れるプロトタイプまでを短期間でつくり上げることで、動きの鈍い企業の最初の一歩を後押しする。
このプロジェクトのなかで重視されるのは、正解を生み出すことではなく、なるほどと共感できるきっかけ=「マジック」である。「説得」より「納得」、「説明」より「実感」を大切にし、デザインによる言語化と非言語化の両輪で組織の初動をつくり上げる。
さらに、「企画が止まっている」「意思決定が進まない」という停滞期間を解消するため、3〜4回のセッションとそれにともなうワークで問いを明確化させ、最短3ヶ月で初期プロトタイプを実現、短期集中作業でかたちにしていく。
また、同サービスでは、「Doing(実際に生み出すモノ・コトのデザイン)」にフォーカスするとともに、その背後にある「なぜそれをつくるのか」という問い=「Being(ありたい姿のデザイン)」から着手して、最初のかたちがブレることのないように配慮がなされている。
KESIKIは今後、この「First Form」を起点に、初期のプロトタイプから次のフェーズへと進んでいく連続型プログラムや、企業内での育成支援プランなど、組織全体の創造力を高めるサービスを順次展開することにしている。