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3時間前

写真提供:胡亦豪
北京を拠点とするランドスケープデザインスタジオXISUI Designが、北京・昌平区の三角地公園に、中国初の国産バスBK640をモチーフとした子ども向け遊戯空間「Old Beijing Bus」を設置した。昌平と北京市街を結んだ345番バス路線の起点付近に位置する。
BK640は1957年に製造され、1959年から1989年の30年間、北京のバス路線の80%で運行した車両。デザインでは、この車両の特徴的なフォルムを解体し、遊具としての機能を組み込むことで、地域の交通史を遊びの体験として再構成する手法を採用。単なる歴史的モニュメントではなく、子どもが身体を通して地域の記憶に触れる場を目指している。

バス後部の角 写真提供:胡亦豪
施設は歩行者通路で前後ふたつのゾーンに分かれている。前方ゾーンは幼児向けで、小型滑り台、バランス遊具、親子で楽しめるインタラクティブな壁面などを配置。後方ゾーンは、二連滑り台、トランポリン、ブランコなど身体活動を促す遊具を設置し、幅広い年齢層に対応する。

早朝にブランコに乗る子ども 写真提供:胡亦豪
安全面では、街路側の開口部を一か所に制限することで監視性を高め、親が安心して子どもを見守れる設計を採用。外観はBK640の赤白カラーを採用し、周囲の緑地と調和させることで、日常の街路風景に溶け込む公共空間としての役割を担う。![]()

過去と現在のバス停が道路を挟んで向かい合っている 写真提供:胡亦豪












