第5回「隈研吾&東川町」KAGUデザインコンペ入選作品が決定
地域資源を活かす家具デザインの可能性を提示

北海道東川町が主催する第5回「隈研吾&東川町」KAGUデザインコンペティションの入選作品が決定した。本コンペは、建築家・隈研吾と東川町が連携し、地域の木材資源を活かした家具デザインを国内外から募る取り組みとして継続的に実施されている。





第5回「隈研吾&東川町」KAGUデザインコンペティションの入選作品

本コンペにおけるKAGUとは、「人間と世界の間をつなぐものの総称で、従来の家具という概念を拡張したもの」と定義されている。ここで示されるのは、家具を単なる生活道具としてではなく、人の身体や感覚、さらには環境や地域社会との関係性のなかで立ち上がる媒介として捉え直そうとする視点だ。建築と家具が育む新たなライフスタイルの発信を目指す本プロジェクトは、「未来に羽ばたく若者を育む」「豊かな(丁寧な)暮らしを育む」「地域を育む」という3つの視点のもと展開されている。





第5回「隈研吾&東川町」KAGUデザインコンペティションの入選作品

第5回となる今回は「健康な家具」をテーマに掲げた。コンペの理念を反映するかのように、東川町の豊かな森林資源と木工技術を背景に、木という素材の可能性を多角的に捉えつつも、身体性や精神性、さらには暮らしとの関係性にまで目を向けた提案が多く寄せられたという。18の国と地域から324件が寄せられ、その中から10作品が入選した。入選した10組は、3月22日(日)に東川町で行われる公開プレゼンテーションに臨み、最終審査を経て各賞が決定する予定だ。同日に表彰式も実施される。End