宇宙の成り立ちが解明される!?
フェルミガンマ線宇宙望遠鏡が宇宙ニュートリノの発生源を突き止める

▲NASA’s Goddard Space Flight Center

NASAのフェルミガンマ線宇宙望遠鏡を用いた科学者たちが、銀河系外から飛来した高エネルギーニュートリノの発生源を初めて発見したことを先ごろ発表した。これまではその発生源が不明だったもの。このニュートリノは37億光年先から地球に飛来したと考えられるという。

▲NASA’s Fermi Links Cosmic Neutrino to Monster Black Hole

高エネルギーニュートリノは、検出が難しい粒子で、銀河同士の合体や超大質量ブラックホールへの物質の落下のような、宇宙における強力な現象から生じるとされる。ニュートリノは高速で移動し、他の物質と相互作用することはほとんどないので、妨げられることなく数十億光年の距離を飛来する。

南極点のアムンゼン・スコット基地に設置したアイスキューブ・ニュートリノ観測所において、2017年9月22日に国際科学者チームが高エネルギーニュートリノを検出。今回フェルミガンマ線宇宙望遠鏡を用いてその進路を逆にたどることで、遠くオリオン座にある超大質量ブラックホールが発生源であることを突き止めた。

これで果たして宇宙の成り立ちが解明されるのだろうか? 次なる発見が待たれるところだ。End

▲Visualizing Gamma Rays From Blazar TXS 0506+056