ビジョイ・ジェイン氏(建築家、スタジオ・ムンバイ代表)<br/>

AXISフォーラム 「原点回帰 vol. 04」

ビジョイ・ジェイン氏(建築家、スタジオ・ムンバイ代表)

日時2021年06月08日(火) 19:00〜20:15
会場「MINO SOIL」エキシビション会場(東京)とスタジオ・ムンバイオフィス(インド)を結んだオンラインライブ配信(ZOOM)※同時通訳(日英)付き
参加費無料(事前申し込み制)
  • Copper House ©️Courtesy of Studio Munmbai
  • Carrimjee House ©️Courtesy of Studio Munmbai
  • MINO SOILプロジェクト photos: Yurika Kono

Copper House ©️Courtesy of Studio Munmbai

Carrimjee House ©️Courtesy of Studio Munmbai

MINO SOILプロジェクト photos: Yurika Kono

ビジョイ・ジェイン(建築家、スタジオ・ムンバイ代表)

1965年インド・ムンバイ生まれ。建築家。90年ワシントン大学で修士号取得。89年からロサンゼルスとロンドンで実務経験を積み、95年帰国。ムンバイに「スタジオ・ムンバイ・アーキテクツ」設立。熟練職人と建築家からなる人的ネットワークにより設計・施工を一貫して行なっている。フランス建築協会の世界サスティナブル建築賞(2009)、香港デザインセンターのアジア・デザイン賞(2009)受賞。第12回ヴェネチア・ビエンナーレ(2010)では「ワーク・プレイス」が特別賞を受賞。2018年海外初の建築プロジェクトとして尾道に宿泊施設「LOG」が完成。

<聞き手>
原田 環(エディター/ライター/ベイカー、カワイイファクトリー)

アート&デザインのライターユニットとして1998年中山真理とカワイイファクトリーを結成。以降、東京を拠点に雑誌や単行本、 各種刊行物の執筆、企画編集を手がける。 2009年出版レーベル「True ring」を設立。アートおよびデザイン書籍の企画・編集を実践している。

ダヴィッド・グレットリ(クリエイティブ・ディレクター)

1977年スイス・チューリッヒ生まれ。クリエイティブ・ディレクター。2013年クリエイティブ・ディレクション、ブランディング、デザイン・コンサルティングを専門に手がけるGlaettli Design Directionを設立。現在はチューリッヒを主な拠点にしながら、東京での活動も継続している。
www.davidglaettli.jp

新型コロナウイルスによって世界は一変しました。これまで当たり前だったことができなくなり、その影響は社会のシステムや経済活動、個人の価値観にまで及んでいます。その変化を受け止めつつ新しい未来を築いていくためには、原点に立ち返り、自らの「核」を考えることが必要なのではないか。そんな思いからさまざまな領域で活躍するスピーカーをお招きし、お話を伺います。多くの皆さんのご参加をお待ちしています。

敷地の造成から設計、施工までを一貫して職人による手作業で行う独自のスタイルで知られるインドの建築事務所スタジオ・ムンバイ。彼らは人間がその土地の限られた資源を使い、創意工夫を凝らして編み出す建設技術と素材に着目しています。6月には、東京で “土”というマテリアルそのものを使用したインスタレーションを、岐阜県多治見を拠点に発足するブランド「MINO SOIL」とともに行います。
今回のAXIS Forumでは、スタジオ・ムンバイ代表のビジョイ・ジェインさんをゲストに迎え、ものづくりの原点と言える手仕事の重要性について、また、風土に根ざした素材を尊重する理由についてなど、新旧の代表的な建築作品を交えながら伺います。そこには、効率化を重視するあまり私たちが置き去りにしている「原点」があるのかもしれません。
トーク後半では「MINO SOIL」のディレクター、ダビッド・グレットリさんにもご参加いただき、プロジェクトについてお聞きします。
当日は「MINO SOIL」エキシビション会場(東京)とスタジオ・ムンバイオフィス(インド)を結んだオンラインライブ配信を行います。※同時通訳(日英)付き

<協力>MINO SOIL