ブリヂストンデザイン宣言

増刊号

ブリヂストンデザイン宣言

2021年、創立90年を迎えたブリヂストン。80年代半ばの革新的なCI活動をはじめ、同社においては、常にデザインが企業活動を牽引してきました。現在を「第三の創業」と位置付け、世界ナンバー1のタイヤメーカーから、新たにソリューションカンパニーへと踏み出すために、さらにデザインのパワーアップを図るブリヂストン。本書では、ブリヂストンデザインのDNAを振り返りつつ、その未来への展望を語ります。

増刊号2021年12月22日 発売
定価:1,000円

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第三の創業におけるデザイン&アートシンキング

見据えるは2050年。30年後の未来に向けて中長期事業戦略構想を発表したブリヂストン。同社代表執行役 Global CEO 石橋秀一は2020年を「第三の創業」、Bridgestone 3.0のはじまりと位置付け、ソリューションカンパニーへの進化を展望する。

第三の創業におけるデザイン&アートシンキング

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ブリヂストンのイメージを一新した「YMCAプロジェクト」

今回の取材をとおして、たびたび話題にあがったのが「「YMCAプロジェクト」である。かつてのブリヂストンのイメージをガラリと変えたというプロジェクトはどのようなものだったのか。

ブリヂストンのイメージを一新した「YMCAプロジェクト」

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ブリヂストンデザインのDNA「デザインプリンシプル」

企業活動が拡大し、グローバルになるにつれて、その企業が持つイメージや“らしさ” に対する認識が多様化していく。 “ブリヂストンらしさ”とはどういうことなのか。全世界でそれを共有するため「デザインプリンシプル」が定められた。

ブリヂストンデザインのDNA「デザインプリンシプル」

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ブリヂストンのアイデンティティーを体現したコーポレートフォント

フォント(書体)というのは人の声のようなものだ。企業メッセージを伝えるフォントの“ 声色”次第で、そのイメージが大きく変わる。2021年に誕生したブリヂストンのコーポレートフォント「Bridgestone Type」は、どんな声色でどんなイメージを伝えるのか。

ブリヂストンのアイデンティティーを体現したコーポレートフォント

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その時代の”想い”を込めたCI

90年に及ぶブリヂストンの歴史のなかで、同社の理念や社会の変化に伴ってC(I コーポレートアイデンティティ)も変化してきた。早くからブランドマネジメントの考えをもち、CI のデザインを重視してきたブリヂストン。各時代の背景とともに、その変遷を辿る。

その時代の”想い”を込めたCI

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”ブリヂストンデザイン”の生い立ち

タイヤにデザインなんかいらない」。1970年代、社内でこう言われてきたデザイナーたちは、ブリヂストンにデザインを浸透させ、その地位を向上させるために戦ってきた。時代の流れとともに変化してきたデザイン部門の役割を振り返る。

”ブリヂストンデザイン”の生い立ち

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タイヤのデザイン 9割は性能、1割は機能感と魅力のデザイン

自動車や自転車はもちろん、航空機や農業機械まで、車輪で動く乗り物に欠かすことのできないタイヤ。ブリヂストンが第1号の自動車タイヤを完成させたのは1930年のこと。乗り物の走行性や居住性を確保するため、90年以上におよぶ技術研究とデザインが、あのドーナツ型に凝縮されている。

タイヤのデザイン 9割は性能、1割は機能感と魅力のデザイン

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BRIDGESTONE DESIGN STORY

タイヤ、ホイール、自転車、ゴルフクラブといった製品から、広告やテレビCM、展示デザイン、スペース……。デザインに込められた想いはこれからもつながっていく。

BRIDGESTONE DESIGN STORY

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街の風景がガラリと変わった 親子の目線に徹して生まれ変わった子乗せ自転車

ブリヂストンサイクルでは、「自転車に乗る人の『喜び』を創る」というデザインビジョンのもと、幼児からシニアまであらゆる世代のライフスタイルに応じて6つの商品ブランドを展開。人と自転車との関係を丁寧に考え、長く愛される自転車をデザインし、提供してきた。なかでも子乗せ自転車は親子の目線に徹したデザインにより、街の風景を大きく変えてきた。

街の風景がガラリと変わった 親子の目線に徹して生まれ変わった子乗せ自転車

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次世代に夢を常げるプロジェクト 月面タイヤ開発の挑戦

1969年にアポロ11号が初の月面着陸を果たしてから半世紀以上が経つ。近年、月面無人探査レースの企画をはじめ、月面ロボや月面基地の計画など、民間企業を含む開発競争が激化するなか、ブリヂストンは月面タイヤの実現に挑む。

次世代に夢を常げるプロジェクト 月面タイヤ開発の挑戦

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独自技術とデザインで目指した日本自転車競技の夜明け ブリヂストンサイクル「アンカー」

ブリヂストンサイクルは日本自転車競技連盟の日本代表チームへ機材供給を行い、その代表選手が東京2020オリンピック自転車競技トラック女子オムニアムで銀メダルを獲得。日本代表チームが搭乗したブリヂストンのトラックバイク「アンカー PRZ」のデザインに込められたのは、日本自転車競技の誇りと希望だった。

独自技術とデザインで目指した日本自転車競技の夜明け ブリヂストンサイクル「アンカー」

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ブリヂストンとともに”創る”

長年ブリヂストンとの開発に携わってきたふたりにプロジェクトへの想いやデザインについて語ってもらった。

ブリヂストンとともに”創る”

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次の50年を見据えた再開発プロジェクト 「Bridgestone Innovation Park」

東京・小平市にあるブリヂストンの研究開発拠点では、複合エリア「Bridgestone Innovation Park」として再開発が進行中だ。2022年春の開所を目指すイノベーションセンター「B-Innovation」とミニテストコース「B-Mobility」などの施設とともに、次の50年を見据えながら、イノベーションを通じて新たな価値を創造する、外部や地域にも開かれたグローバル拠点を目指す。

次の50年を見据えた再開発プロジェクト 「Bridgestone Innovation Park」

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座談会 若手デザイナーが語る”ブリヂストンデザイン”

ブリヂストンとブリヂストンサイクル。両社の未来を担う若手デザイナーたちが、ブリヂストンデザインの今とこれからについて語った。

座談会 若手デザイナーが語る”ブリヂストンデザイン”

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