こどもの時間 2023

特集

こどもの時間 2023

ボロボロになるまで読んだ絵本、日が暮れるまで遊んだ公園の遊具、初めて通った学校の校舎など、いわゆる「子どものためのデザイン」は、今でも私たちの記憶に深く刻まれています。同時にデザインは、子ども自身から多くを学び、たくさんの刺激をもらってきました。多くのイノベーションが「子どものような発想」から生まれているのは、その証左かもしれません。そんな相思相愛とも言える子どもとデザインの関係は、2023年の現在、どう変わったのでしょうか?あるいはどう変わらないのでしょうか?本特集では、子どもを取り巻くモノ・コト・バ、すなわち「こどもの時間」に与えるデザインの可能性を探ります。

Vol.2262023年11月01日 発売
定価:1,800円

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018

リサーチから開発まで 新しい遊び場を生むジャクエツの遊具デザイン

「遊び」は、子どもの身体能力や創造力、感性などを育む大きなきっかけとなる。そこにデザインの力は、どう発揮されるのか。少子化や外遊びの減少といった社会課題に対し、子どもの遊び場はどう変わっていくべきか。デザイナーや研究者らと連携しながら遊具を開発するジャクエツの取り組みは、ひとつのヒントになりそうだ。

リサーチから開発まで 新しい遊び場を生むジャクエツの遊具デザイン

026

今、子どもに届けたい絵本

ページを開けばどこにでも行ける。何にでもなれる。想像を広げる絵本は、いつの時代も子どもの側にある。 日々子育てに向き合う3人のデザイナーに、今、子どもに届けたい3冊をそれぞれ紹介してもらった。

今、子どもに届けたい絵本

032

幼児教育の最前線を訪ねて

少子化が叫ばれ続ける現代においても、幼児教育の重要性は増す一方だ。子どもを預かってほしいという「保育ニーズ」と家庭ではできない学びを体験させたいという「教育ニーズ」の狭間で、最近の保育園・幼稚園はどのような試みを実践しているのか。全国の注目すべき3つの園を紹介する。

幼児教育の最前線を訪ねて

040

東京大学 先端科学技術研究センター シニアリサーチフェロー 中邑賢龍 インタビュー

子ども教育とはデザインである

これからの教育を研究する中邑賢龍は、 現代社会のなかで生きづらさを感じる子どもたちの多様な支援プロジェクトに携わっている。 そのなかで2021年からスタートさせた、学びと体験のプログラム「LEARN」を通して、 その活動内容や子どもの教育に対する考えを聞いた。

子ども教育とはデザインである

046

子どもと福祉が共存する建築

金野千恵の 「カミヤト凸凹保育園」 「春日台センターセンター」

半屋外の回廊を子どもたちが元気に走り抜けていく「カミヤト凸凹保育園」。幼稚園から小・中学校の子どもたちが次々と遊びに来る「春日台センターセンター」。ともに神奈川県の高齢化が進む郊外の街に建築設計事務所tecoの金野千恵が設計した施設である。街にとって持続的な存在となるよう、子どもが活き活きと過ごせる空間を金野は実現させた。そこには、これからの子どもをめぐる環境づくりを示唆する設計思想とプロセスがあった。

金野千恵の 「カミヤト凸凹保育園」 「春日台センターセンター」

052

子どもたちのいる風景

ジェネレーション・アルファのための博物館
ユーカリの巨木を抱く丸窓の幼稚園
環境への責任と可能性を学ぶ、歴史ある建築塾

子どもたちのいる風景

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世界中の親子を魅了する デジタルな探索とトイの秘密

2013年に、アメリカ・ブルックリンを拠点とするデザインスタジオ、タイニーボップは、初のアプリ製品「ヒトのからだ」をリリースした。今に至って、「ヒトのからだ」は900万回もダウンロードされており、世界中で根強い人気を集め続けている。クリエイティブな知育アプリ製品を次々と生み出すタイニーボップ社の魅力の秘密を紐解くため、創設者のラウル・グティエレスに尋ねた。

世界中の親子を魅了する デジタルな探索とトイの秘密

062

デジタルネイティブな子どもたちの「味方」に

デジタルテクノロジーの発展は、子どもたちの未来にどのような影響を与えるのだろうか。ネガティブな要素が取り上げられがちな一方で、子どもたちが抱える課題の解決や社会性の発達に寄与するデバイス、アプリケーションの開発も進んでいる。コンセプトとUI/UXに優れた海外のデザイン事例を取材した。

デジタルネイティブな子どもたちの「味方」に

066

UDデジタル教科書体が拓く 子どもの学びの可能性

書体デザイナーの高田裕美が8年を投じてできた「UDデジタル教科書体」。あるディスレクシア(発達性読み書き障害)の男の子は、このフォントの教材を見て「これなら読める! おれ、バカじゃなかったんだ!」と言った。高田がこのエピソードをツイートすると、たちまちバズり、切実なコメントも多数寄せられた。UDフォントがそれほどまで求められていたことを、開発担当者さえ気づいていなかった。

UDデジタル教科書体が拓く 子どもの学びの可能性

006

Close-Up

ホテル・イル・パラッツォ

073

LEADERS

林口砂里(文化・地域振興プロデューサー)

078

Sci Tech File

ネイチャーポジティブ実現へ 環境DNAが社会と自然をつなぐ

084

田川欣哉のBTCトークジャム

ゲスト:堤 大介、ロバート・コンドウ(トンコハウス)

092

Insight

建築家、高松 伸の大阪・関西万博パビリオン「サステナブル・メビウス」

098

Insight

JAL、カリモク家具、デザイナー・建築家
3者が表明したアップサイクルの「本当の価値」

104

Insight

羊がマテリアルになるとき
フォルマファンタズマのオルトレ・テラとカンビオ

112

TAKT PROJECTの東北考

見えない「コト」へつなぐ「モノ」

116

& DESIGN

テック(深津貴之)、インテリア(土田貴宏)、フード(君島佐和子)、ブック(宮後優子)

121

クリエイターズナビ

スティーヴン・ヤン、滝沢直己、竹下早紀、ユ・ソラ、野見山 桜

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