チャック・ホバーマンの特別講義が東京工業大学緑が丘キャンパスで開催

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建築なんて所詮は動かないものでしょ。そう思っているいる人、結構いませんか? でも、チャック・ホバーマンの仕事を見れば、そんな固定観念は簡単に覆されるでしょう。

「動く構造体を研究・開発する建築家」、それがチャック・ホバーマンを語る際に用いられる形容詞です。幾何学や機械工学の世界を独自の視点で融合し、玩具(アートトイ)から建造物まで多様なジャンルで活躍する彼の仕事については、本誌138号(インタビュアーは、テクノロジーライターとして活躍される大谷和利さん)でも詳しく紹介しています。

この記事でも伝えた彼の最新プロジェクトである「ポーラ銀座ビル」が、いよいよ10月3日にオープンします。ファサードの開口率を自在に操り、採光と共に外観の表情を変化させるキネティック・ディスプレイが、銀座の街をどのように彩るのか今から楽しみですが、もう1つのお楽しみ。ホーバーマンの特別レクチャーが、今週10月2日(金)の16:00より、東京工業大学緑が丘キャンパス M011講堂にて行われることが決まりました。

「人を取り巻く外部環境がこれだけ激しく変化しているのに、建築だけがスタティックな存在でいいのでしょうか?」。可変性を備えた構造物の可能性を追求する彼の言葉からは、きっと大きな刺激が得られるはずです。

講演の事前申し込みは不要ということなので、立ち見の出る盛況振りも予想されますが、ぜひ足を運んでみてはどうでしょうか。参加される方は、予習用に138号の記事もぜひご覧いただければと。

チャック・ホバーマン特別レクチャー
「TRANCEFORMABLE DESIGN」

日時:10月2日(金) 16:00〜17:00
場所:東京工業大学緑が丘キャンパス M011講堂
連絡先:安田研究室 鷲見(担当) Tel: 03-5734-2813

主催:建築学会地球環境委員会、サスティナブル建築デザイン小委員会、東京工業大学理工学研究科建築学専攻

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緑が丘M011地図