新刊案内『光時空』『スタディーズ・イン・オーガニック』 『売れるデザインのしくみ』

motoko

『光時空』
 石井幹子 著(求龍堂 6,090円)

照明デザイナー、石井幹子の2001年から08年までのプロジェクトをまとめた作品集。パリ、上海をはじめ、国内外の著名建造物のライトアップや、国や地方自治体、企業が開催するイベントなど、石井が手がけた大規模プロジェクトを豊富な写真とともに紹介する。巻末には各プロジェクトの意義とコンセプトを記した解説付き。日英併記。216ページ。

以下、目次より、
● 光の三都
● 光の時空
● 光の市街
● 光の場所
● 光のExpo
● 光の共鳴
● 光の建築
● 光の連繋
● 光の癒し
● 光の発信

orgnic

『スタディーズ・イン・オーガニック』
 隈研吾建築都市設計事務所 著(TOTO出版 1,680円)

建築家、隈 研吾の初期の代表作からコンペ案、最新プロジェクトまで36作品を紹介。タイトルにある「オーガニック」とは、「負ける建築」を経て、隈が今最も関心を寄せるテーマ。巻頭エッセイ「消去から有機体へ」では、21世紀の新しい生物観に基づいて、有機的建築の再定義を試みている。368ページ。日英併記。

以下、目次より、
● エッセイ「消去から有機体へ」
● Contour
● Texture
● Organization

ureru

『売れるデザインのしくみ』
 ウジトモコ 著(BNN新社 1,890円)

サブタイトルは「トーン・アンド・マナーで魅せるブランドデザイン」。現役アートディレクターとして活躍する著者が、デザインを資産として機能させるための方法を、「ポジショニング」と「トーン・アンド・マナー」という手法を組み合わせて、わかりやすく、具体的に説明する。中島英樹によるブックデザインも必見。256ページ。

以下、目次より、
● もう、ハズレのデザインを作っている暇はなし!?
● はずれないデザイン戦略を探せ!
● ポジショニングデザイン=トンマナ攻略のススメ
● 使える、実践デザイン戦略
● 実践、トーン・アンド・マナー トーン・アンド・マナーを使う
● 実践、トーン・アンド・マナー デザインの印象を守る など