NASAの近未来フライトシステム
「Puffin」

2月3日、サンフランシスコで開かれたアメリカン・ヘリコプター・ミーティングにおいて、NASAのラングレー・リサーチセンターが、近未来のフライトシステム「Puffin」のコンセプトを発表しました。

両翼13フィート(約4m)という1人乗りで、動力は電気。ヘリコプターのように飛び立った後、水平飛行に入り、ホバリングはもちろん、時速140マイル(約225km)でのクルージングが可能。ブーストモードだと時速300マイル(約480km)まで出るそうです。動力源が電気のためパワープラントが気圧の影響を受けにくく、計算上は30,000フィート(約9,000m)近くまで上昇可能とのこと。

実現までには時間がかかりそうですが、この春には3分の1モデルをつくり、さまざまな検討に入る予定。

ちなみにPuffinとは、ツノメドリ(北半球に生息するウミスズメ科の鳥)のこと。