六本木のAXISビルを会場に
「more trees展」が始まります!

明日10月27日から11月7日まで、AXISビル 全体を会場にして催される「more trees 展 森を感じる12日間」が、いよいよスタートします!

一般社団法人 more trees とアクシスギャラリーが企画したこの展覧会。都心の六本木に居ながらにして、デザイン、アート、写真……さまざまな方法で「森」を体感できる試みになっています。

緑に恵まれた日本の国土ですが、実はその多くが、戦後になって植えられたスギやヒノキ。このような人工林は、人の手が定期的に入ることでその姿を保ちます。国産の木材の需要が減って林業が衰退しつつある今、間伐材の積極的な利用が叫ばれるのはそのためです。

4Fのアクシスギャラリーでは、森林の現状や more trees の取り組みを紹介するとともに、8組のクリエイターが「Play the Living」をコンセプトに制作した玩具やインテリアのプロダクトを発表・展示します。

また、B1Fの新スペース「シンポジア」では、20組の写真家が参加して、森や自然をテーマにした写真展「TOUCH WOOD art project」を開催。作品の販売も行われ、売上の一部が国内外の森林保全活動に役立てられます。

ビル中庭ではアーティストの鈴木康広さんによるインスタレーション作品「空気の森」が現れるほか、ビル全体がグリーンにあふれます。なお、ギャラリーで発表されたプロダクトや、写真展に関連した写真集などを、会期中にリビング・モティーフ店内で販売。こちらもお見逃しなく。

2010年が「国際生物多様性年」なのに対して、国連は来年2011年を「国際森林年」と定めているのをご存知でしたか? 環境保全や治水も担う「森」という存在が、ますます都市に住む人々の暮らしや意識に結び付きそうですね。東京で行われるデザインイベントを巡る合間、ぜひリラックスをしにお出かけください。