家具界のフライターグ!?
廃材の可能性を最大限に引き出すドイツのバウホルツデザイン

現在発売中のAXIS 152号の特集「今、廃棄物と向き合う」で紹介しているドイツのバウホルツデザイン。建設現場でお役御免となった足場用の踏板を使って、さまざまな家具やインテリア用品をつくり出し、そのクオリティの高さから、今では国内外のショップからミュンヘンのサッカースタジアムのVIPラウンジなど、インテリアマーケットで大きな成長を遂げています。AXIS誌では紙幅の都合で紹介できなかった、バウホルツデザインの空間と家具をいくつかご紹介します。

商業空間へのデビュー作、オルデンブルクの花屋「プランテン&ブローメン」©Bauholz design/Nicola Rehage

デザイン賞を獲得したテーブル「T1101」。オフィスやダイニングなど場所と用途を選ばず使える。©Bauholz design/Nicola Rehage

アームチェア「S1103」はリビングにもテラスにもマッチする。©Bauholz design/Nicola Rehage

犬の餌入れ「A1105」。 ©Bauholz design/Nicola Rehage

ティーライトキャンドル・ホールダー「A1107」 ©Bauholz design/Nicola Rehage

工場にて。右が社長のベルント・シュースター氏。Photo by Hanae Komachi

2006年の社長就任以来、廃踏板のデザインの可能性を最大限に引き出してきたベルント・シュースター氏曰く「リサイクル、リユースを未熟なデザインの言い訳にしない」。ぜひそのモノづくりにかけるマインドの強さに触れていただきたい。

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