第15回文化庁メディア芸術祭受賞作品展
東京・六本木の国立新美術館にて開催中

恒例の文化庁メディア芸術祭受賞作品展が、今年も東京・六本木の国立新美術館で始まりました(3月4日まで)。今回の応募総数は国内外から全2,714点。その中から、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門での大賞、優秀賞、新人賞などの受賞作品と審査委員会推薦作品、約150点が展示されています。

アート部門は、双子の女性の2つの映像をそれぞれ映し出し、語りと記憶、国籍、言語などさまざまなレベルので“差異”を表現した映像作品「Que voz feio(醜い声)」(大賞)をはじめ、点滅する光源が空中を浮遊し、幻想的な残像をつくり出す大型インスタレーション「partilces」など、インタラクティブな作品が数多く並びます。

アート部門大賞 山本良浩「Que voz feio(醜い声)」

アート部門優秀賞 真鍋大度、石橋 素「partilces」

アート部門新人賞 ラルフ・キスラー、ヤン・シーベル「モンキー・ビジネス」

アート部門審査委員会推薦作品 Yunsil Heo, Hyunwoo Bang「Soak」

開催期間中は、4カ所のサテライト会場で、受賞者や審査委員によるシンポジウム、プレゼンテーション、ワークショップなど多彩なイベントが行われます。詳細はこちら