新刊案内
隈研吾 著『対談集 つなぐ建築』

『対談集 つなぐ建築』
隈 研吾 著(岩波書店 1,890円)

建築家、隈 研吾が「今、最も会いたい」と考えた7人の論者と率直に語り合う対談集。都市や建築の分野においてどんどん温度が冷めていく一方の日本だが、これを“逆向きの新しいエッジ”ではないかと考えた筆者が、その「別のエッジ」「新たなエッジ」について、多角的な視点から語り合う。

以下、目次より:

●決断不能社会の政治と建築 御厨 貴
●歌舞伎座 新たな祝祭空間へ 藤森照信
●団地以降の集合住宅 原 武史
●都市と建築をつなぐ肌理 佐々木正人
●都市計画の勝負 蓑原 敬
●「みんなの家」から始まるもの 伊東豊雄
●震災を経て生まれるフィクション 岡田利規
●ポスト工業化社会を走る鉄道のかたち 原 武史