「Collective Dialogue」――社会の課題に、デザイン力を。
〜〜 第2回の開催が決定

AXISIDEOtakramの3社が共同で主催する「Collective Dialogue」は、幅広い年代・活動の専門性を持つ人々が集い、オープンな対話を通じてデザインの力を再認識していくとともに、これからの社会や暮らしに対して何らかの提言を行うことを目指した創発型クリエイティブセッションです。

2月20日に開催した第1回(テーマ:「Our Community」、ゲスト:参議院議員 鈴木 寛氏)に引き続きお送りする第2回(5月22日開催)では、「Our Trash」というテーマのもと、私たちの生活に身近な「ゴミ問題」に着目。排出削減やリユースといった発想を超え、ゴミの新しい見方や価値について、参加者の方々とともに考えていきたいと思っています。

日々の生活によって大量に発じるゴミ(Trash)。その排出の背景には、「不要なものは捨てる」という安易な感覚や習慣があります。

しかし、廃棄の運命を待つだけのゴミも、他者の手にわたることで新たな価値を帯びたりすることがあるのではないでしょうか。ある人にとってはゴミの存在が、別の人にとっては宝物になる……所有権を移し替えるだけでも、ゴミの価値はさまざまなに変容します。

第2回 Collective Dialogueでは、ゴミの本質とは? 何かを捨てるという行為が意味することとは? といった根本にまで遡りながら、これまでとは違ったゴミとのつき合い方、ゴミを取り巻く課題の解決策を考えていきます。

当日は、ゴミとユニークなつき合いを実践している方々にもゲストとして加わっていただき、ラピッドプロトタイピングの手法を用いた短時間でのアイデア形成やディスカッションなどを通じ、ゴミとの共存を楽しむ新たなクリエイティブアイデアの創出を目指します。

皆さまのエントリーをお待ちしています。

                                        主催者一同

第2回開催について

日 時 2013年5月22日(水) 18:30~21:30(終了後、懇親会あり)、受付18:00~
テーマ 「Our Trash」
会 場 AXISギャラリー 東京都港区六本木5-17-1 アクシスビル4F
参加費 5,000円(一般)、3,000円(学生) ※事前振込み制となります
定 員 42名(応募者多数の場合は抽選で参加者を決定させていただきます)
主 催 AXIS、IDEO、takram design engineering
協 力 コクヨファニチャー、ソフトバンクモバイル、レッドブル・ジャパンほか

申し込み方法 メールタイトルに「第2回Collective Dialogue 参加申し込み」とお書きいただき、氏名、フリガナ、年齢、職業(会社員の方は社名と所属、学生の方は「学校名、学部」をお書きください)、電話番号、メールアドレス、事前アンケートへの返答を明記のうえ、下記アドレスまでお申し込みください。
collective@axisinc.co.jp
申し込み締め切りは、5月5日(日)となります。

アンケート内容(こちらのフォームをコピー&ペーストしてお使いください)
・ 参加動機および、ご自身の「ゴミ問題」についてお聞かせください(自由回答)。

・ 英語の理解力について(ご自身のレベルにチェックを入れてください、英語を母国語としている方は、「日本語」に置き換えて回答ください)
□会話・ヒアリングに全く問題ない
□簡単な会話・ヒアリングなら対応できる
□ 会話・ヒアリングにあまり自信がない。通訳サポートがあると嬉しい。
(注:)英語の理解レベルが、抽選結果に影響することはありません。

※本情報は、AXIS × IDEO × takramが主催するイベントのご案内以外には使用いたしません。

ご応募・ご参加においての注意事項
(下記を一読いただき、ご同意いただける方のみ、エントリーをお願いいたします)
・応募者の方には、ご記入いただきましたメールアドレスに、5月8日(水)までに抽選結果のメールをお送りいたします。そのメール連絡をもって、抽選結果通知とさせていただきます。
・当選された方には、指定期日までに参加費の振込をお願いいたします。期日までにお振込いただけない場合、当選を無効とさせていただきます。なお、振込手数料はお客様にてご負担くださいますようお願い致します。
・お振込いただいた参加費の返金はできませんので、あらかじめご了承ください。
・本イベントでは、記録および当日の振り返りとしてワークショップの様子を撮影(ビデオ・写真)いたします。その記録は、AXIS誌をはじめとする媒体の関連記事に掲載および本イベントのウェブサイト上で公開する予定です。また、会場内では参加者の皆様同士の親交を深めるため、氏名・所属、顔写真を共有(ネームプレートやリストなど)させていただきますことをご了承ください。
・イベント開催当日は、全体の進行の都合上、時間厳守(18:30開始)にてお越しいただきますよう、お願いします。
・ イベントの進行およびグループセッションにおいて、英語での解説・ディスカッションを行う場合があることを、あらかじめご了承ください。
・ イベント開催中のケガ、事故、盗難については、主催者側は一切の責任を負いかねます。貴重品などにつきましては、ご自身で管理いただきますようお願いいたします。
・ 本内容について不明な点がございましたら、事務局までお問い合わせください。

about Collective Dialogue
エクスペリエンスデザイン、サービスデザイン、コミュニティデザイン……。かつては家具や工業製品が主流だった「デザイン」の領域は、近年凄まじいスピードで広がりを見せています。こうした時代の変化にあって、デザイナーのあり方やデザインと社会の関わりはどう変わっていくのでしょう? AXIS、IDEO、takramの3社は、その問いに対する答えを見出すべく、デザインとデザイン領域を越えた多彩なテーマをつなぐ共創型の新たなプラットフォームが必要だと考えました。毎回お呼びするゲストとともに、世代や専門性の壁を超えて意見を交換し、アイデアを練り上げ、今の日本社会が抱えるさまざまな課題(ソーシャルイシュー)の解決に向けたアイデアや新たな需要の創出につなげていく……。「Collective Dialogue」は、学生から社会人まで幅広い年代・活動の専門性を持つ人々が集い、オープンな対話を通じてデザインの力を再認識していくとともに、これからの社会や暮らしに対して何らかの提言を行うことを目指したシリーズ形式の創発型クリエイティブセッションです。

about AXIS
六本木のAXISビルを拠点として1981年に設立。「デザインのある社会」を目指して、次の3つの活動に取り組む。1. 最先端のデザイン情報の提供、2. 商品や空間を通じたデザインのある生活の提案、3. 企業や組織に対するデザインソリューションの提供。社内にはマーケッ ター、プランナー、マーチャンダイザー、エディター、デザイナーなど各ジャンルのエキスパートが集い、幅広い提案活動を行っている。刊行するデザイン誌『AXIS』は、社会に影響力を持つオピニオンリ ーダーをはじめ、デザイナーやプランナーから学生まで、世代を超え、デザインマインドの高い読者から支持を得ている。
www.axisinc.co.jp

about IDEO
カリフォルニア州パロアルトに本拠を置くデザインコンサルタント会社。サンフランシスコ、シカゴ、ニューヨーク、ボストン、ロンドン、ミュンヘン、シンガポール、ムンバイ、上海、東京に拠点を持つ。製品、サービス、ヘルスケア、デジタルエクスペリエンス、起業、社会テーマなどに対し、生活に根ざした発想(ヒューマン・センタード・デザイン)でデザインを行う。Apple社の最初のマウスに代表されるプロダクトのデザインから、バンク・オブ・アメリカの金融サービス開発まで、活動の領域は幅広い。米『Business Week』誌、米『Fast Company』誌などで「最もイノベーティブな企業」に選出されている。
www.ideo.com

about takram design engineering
デザインエンジニアリングファーム。デザインと工学の両面から、美しさ・機能性・使い勝手を高い次元で融合するための、新しい製品開発のスタイルの創出を目指す、新世代のデザイン設計事務所。プロトタイプ駆動型の製品開発やワークショップを用いたデザインプロセスなど独自の手法を駆使し、ソフトウェアからハードウェア、コンセプト開発から建築まで幅広い製品や作品を手がける。Microsoft Innovation Award最優秀賞、独red dot award: product design 2009など受賞多数。
www.takram.com

本件に関するお問い合わせは、株式会社アクシス情報企画推進グループ(担当:佐野、上條)まで。
Tel: 03-5572-0800


▲ 2月20日(水)に開催した第1回の模様。ディスカッション終了後には懇親会を開き、シンハービールなどを飲みながら遅くまでの参加者同士の交流が続きました。立場や職種の域を超えて、社会課題におけるデザインの可能性を議論できるのもCollective Dialogueの魅力です。