“地球目線”で未来を考える実験空間
「触れる地球ミュージアム」が東京・丸の内にオープン

“地球目線”で未来を考える実験空間として、東京・丸の内の「3×3 Labo」内に8月末までの期間限定で、「触れる地球ミュージアム」が開設中です。5台のライブ地球儀「触れる地球」が、地球温暖化や気候変動、生物多様性、自然災害と防災、国際情勢・ ジャーナリズムなどさまざまな視点から“地球のいま”を映し出します。

また、開設記念として「炭素の魔法展」を開催中。触れる地球とともに、炭素の歴史と不思議、炭素を核とした新しい化学の世界の展開について紹介します。

「触れる地球ミュージアム」オープン記念展示「炭素の魔法展」

出展概要 “炭素”という視点での森羅万象の再発見/地球史的側面からの”炭素”の俯瞰/”炭素の魔法”の解明とその応用・工業化/地球環境問題の発生と”炭素の魔法”による克服 など

企画・主催  触れる地球ミュージアム(竹村真一 + Earth Literacy Program)

協賛・出展協力 (株) 三菱ケミカルホールディングス / (株) 地球快適化インスティテュート /石油化学工業協会

場所 「触れる地球ミュージアム」「3×3 Labo」
〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-2-3 富士ビル 3F

会期 2014年1月24日(金)~3月5日(水)、3月17日(月)~3月28日(金)

時間 11:30〜19:30
※土日祝日は休館。
※なお、3月6日〜16日は、東日本大震災から丸3年を迎える3月11日にあわせて、自然災害や丸の内での防災への取り組みなどの特別展示期間となります。

期間中は下記日程にてトークショーを開催予定です。

■2月27日(木)
『炭素の魔法展』 第2回トークショー
「新炭素社会とサスティナビリティ経営」
「低炭素」社会というのは志が低い。生命と地球の根幹を支える炭素を悪者にするばかりでは、本質的な問題は解決しない。ここは一つ目線を上げて、「新炭素」社会をデザインしようではないか!———こう提唱するのが、三菱ケミカル・ホールティングスの小林喜光社長。実際、炭素化合物を使った有機太陽電池や超省エネ型の有機EL照明、夢の新素材カーボンナノチューブなど、現代の「炭素の魔法」(新炭素技術)が、ワクワクするような未来を現実にしつつあります。
「触れる地球ミュージアム」では、実際に有機太陽電池のサンプル展示なども交え、「炭素の魔法」展を開催中。炭素が引き起こした地球的課題なら、それを解決する鍵もやはり「炭素」にあり!この理念を世界のビジネスの最先端で実践する小林社長のトークにぜひご参加ください。

出演 小林喜光氏(株式会社三菱ケミカルホールディングス社長、石油化学工業協会会長)/ 竹村真一(触れる地球ミュージアム主宰)
時間 18:30〜19:30(受付開始18:00)
定員 100名
ウェブでのお申込み http://eventregist.com/e/GjErhLCH8X2D

■3月5日(水)
『炭素の魔法展』 第3回トークショー
「人類史を動かす陰のキープレーヤー”炭素”」
「炭素」が人類文明史を動かしてきたとは、一体どういう事でしょう?確かに中東戦争やパレスチナ問題の根源は、20世紀初頭の中東油田の発見でした。いまでも石油やダイヤモンドなどの炭素系資源はアフリカ内戦の火種になっています。しかし名著『炭素文明論』によれば、アヘン戦争や奴隷制、コロンブスの新大陸発見に至るまで、歴史の舞台裏で糸を引いていたのはやはり炭素であったとか。なるほど、確かにコーヒー・タバコから香料・麻薬まで、人類を魅了し、国際政治を左右してきたのは、ことごとく炭素化合物という訳ですか。しかし、そもそも何故かくも多彩な歴史の主役たちを、炭素という元素だけが生み出せるのでしょう? そこを炭素と化学の専門家である、この名著の著者にしっかり伺ってみたいと思います。

出演  佐藤健太郎氏(サイエンスライター)/竹村真一(触れる地球ミュージアム主宰)
時間 18:30〜20:00(受付開始18:00)
定員 50名
ウェブでのお申込み http://eventregist.com/e/yArSony9eU2x

■3月10日(月)
”3.11から3年”『防災・減災』企画展 第1回トークショー
東日本大震災と原発事故から3年。被災地の復興は?福島の人々はいまどのような思いで過ごされているのか?またそこで暮らす子供たちの健康は?
放射線の影響も含め、状況はいまだ楽観を許しません。しかし現地で子供たちの健康を見守り続けてきた中山氏は、今後の甲状腺がんリスクも低減させる予防医学的な手だては沢山あると強調されます。食事や生活習慣の改善で体内の抗酸化作用や免疫力を高め、ストレスを減らすこと。そして何より「未来への希望」と「生きがい」を持つことが、最大の予防医学措置であると。
だから何より大切なのは、福島と地球の未来にポジティブな展望を描くこと。一人一人の子供たちの健康に日々向きあう立場から紡ぎ出された、この大切なビジョンを共有させて頂く場にしたいと思います。あわせて福島の、世界の子供たちの健康と病気予防のために独自に開発された、画期的な予防医学ツールもご紹介いただきます。

出演  中山孔壹氏(統合医療専門家・歯科医師;福島県いわき市在住)/竹村真一(国連防災機構アドバイザー、触れる地球ミュージアム主宰)
時間 18:00〜19:30(受付開始17:30)
定員 50名

■3月13(木)
”3.11から3年”『防災・減災』企画展 第2回トークショー
「レジリエントな都市のデザイン」
震災や津波、いやちょっとした大雪や台風にすら、我々の都市文明がいかに脆弱であるかを思い知らされる昨今。遠くから運ばれてくるエネルギーや食料に依存しきった生活、遠距離通勤を前提としたビジネス社会・・。気候変動もあるにせよ、人間の側が災害リスクを大きくしている面もあります。
そういえばロックフェラー財団が主宰する「世界のレジリエンス都市100」に、日本の都市は(震災から3年経ってもなお)一つも選ばれていません。ちなみに“レジリエント”とは、変動や災害への適応性を持つ、強靭なという意味。すぐには変えられなくても、今後数十年でレジリエントな都市へと東京を、日本の都市をリデザインしていく必要があります。
こうした思いから、丸の内環境まちづくり協議会(エコッツェリア協会)は、ゲリラ豪雨などの参加型防災・減災で画期的な成果を上げているウェザーニューズ社と恊働して、新たな試みを始めました。23万人が働く大通勤ハブ丸の内ならではの、新たな情報システムを使った社会実験の提案とともに、これからの東京と日本のレジリエンスを考えます。

出演  大木聖子氏(地震学者・慶応大SFC准教授)/森田清輝氏(ウェザーニューズ取締役)/竹村真一(国連防災機構アドバイザー、触れる地球ミュージアム主宰)
時間 18:00〜19:30(受付開始20:30)
定員 100名