デザインギャラリー1953
「日本の地域産業の今 Vol.3 鶴岡のきびそ・侍絹」

本日から、日本の地域産業にスポットを当てる企画展第三弾が、松屋銀座7階・デザインギャラリー1953で始まった。展覧会担当は、「布」の須藤玲子さんだ。

写真は、施工途中のものだが、「布」の最新テキスタイルが所狭しと並ぶだけでなく、「きびそ」という特殊なシルクを使った作品や素材も展示している。「きびそ」とは、蚕がいちばん最初に吐き出す糸のことで、細さが圴一でないなど生糸として使えないことから、これまでほとんど製糸場の外へ出ることのなかった素材だ。

山形の鶴岡織物工業協同組合らがこの「きびそ」に着目し、須藤さんらとともにおよそ3年をかけて製品を開発。その展示とともに、鶴岡の絹産業の歴史や、蚕から生糸ができるまでのプロセスにも触れる構成だ。

江戸時代に武士が刀を鋤に持ち替え、養蚕業に励んだことに端を発する鶴岡のシルク。1枚のテキスタイルができるまでには、多くのストーリーがあることを感じさせる内容になっている。


第705回デザインギャラリー1953企画展
「日本の地域産業の今 Vol.3 鶴岡のきびそ・侍絹」

会期 2014年5月14日(水)〜6月9日(月)
   最終日は17時まで、入場無料

会場 松屋銀座7階・デザインギャラリー1953

主催 日本デザインコミッティー

協賛 鶴岡市

協力 鶴岡織物工業協同組合、鶴岡シルク、岡田茂樹(KIBISOプロジェクトプロデューサー)

展覧会担当 須藤玲子

会場構成 小泉 誠