古代の象形文字から現代の企業ロゴまで。
フルティガーの名著『図説 サインとシンボル』出版記念トークイベント開催

モダン・タイポグラフィの名匠アドリアン・フルティガーの著作『図説 サインとシンボル』(研究社)の出版を記念したトークイベントが、本日7月7日、代官山・蔦屋にて開催されます。

本書は、視覚的表現としてのサインとシンボルが、人間の思考の記録と伝達にとって本質的かつ不可欠な手段であることを、古代の象形文字から現代の企業ロゴにいたるまで、多彩な実例を挙げながら解説しています。
原著となったのは、ドイツ語の三部作からなる『Signs and Symbols: Their Design and Meaning』。その英語版を紐解きながらも原著に立ち戻りつつ、さらに続編となる『Wanderungen』の内容を追記し、約3年をかけ、総合的に一冊の翻訳書として纏め上げ完成したものです。

この出版を記念して、監訳者の小泉 均さんのトークイベントを開催します。既刊の『タイポグラフィ・ハンドブック』と『世界の文字と記号の大図鑑』の製作過程にもふれ、このプロジェクトの始まりのきっかけや、30年前のフルティガー氏との出会いなどについて語ります。
スイス・タイポグラフィとその実践的な教育への道についてお伝えする貴重な機会です。ぜひご参加ください。

[小泉 均氏プロフィール]
グラフィックデザイナー、タイポグラファー。スイス・バーゼルAGSで学ぶ。元長岡造形大学教授。桑沢デザイン研究所非常勤講師。

詳細・お申し込みは、
こちら