写真を通して「東京の変化」について考える展覧会
東京・六本木 AXISギャラリーにて開催

東京工芸大学フォトメディア研究室とアーティスト、 Jay Shogo氏のコラボレーションによる「東京展」が「シンポジア」(アクシスビル地下1F)で開催中だ。

東京工芸大学 写真学科の吉野・勝倉ゼミ(フォトメディア研究室)では毎年、広く社会に目を向けることを目的に学外の人たちとのコラボレーション企画を行っている。今年はアーティストの Jay Shogo氏を迎え、2020年のオリンピックに向け、大きく変化するであろう「東京」をテーマにそれぞれ作品を制作。また、個人作品とは別に Shogo氏と吉野・勝倉ゼミが共同で制作した作品も展示。19名の学生と教員各自が原則デジタルカメラは使わず、モノクロフィルムで撮影した23区を象徴する写真の上にShogo氏が絵を描き入れた。


▲幅約1m、長さ10mのモノクロ銀塩ロール印画紙に焼き付けられたコラボ作品

▲「郷里」(五十子 基)都市を形成するセメントや石の故郷、多摩地区の採石場を撮影

▲「知らない植物」(百瀬 充紗)

一口に東京と言ってもまだまだ私たちが気付いていない視点があることに気付かせてくれる展覧会。ぜひ会場内にいる学生とこれからの東京について話してみてはいかがだろうか。

「東京展」  
Jay Shogo × 東京工芸大学 写真学科 フォトメディア研究室

日時9月14日(月)〜20日(日)11:00〜20:00(最終日は18:00まで)
会場シンポジア(アクシスビル地下1階)

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