ブラジル人芸術家ヴィック・ムニーズの作品
駐日ブラジル大使館のファサードを飾る

駐日ブラジル大使館は、そのファサードに、著名なブラジル人芸術家ヴィック・ムニーズの「Pictures of Postcards」シリーズを構成する作品、Ipanema(2015)の作品を7月に展示すると発表した。

▲Ipanema, de Vik Muniz

従来の絵葉書は、旅行にちなんだ心の想い出や、友人・家族と気持を通わせる手段として役立ったが、現代はSNSの目覚しい発展によってその重要性と価値が一変している。

本作では、そうした絵葉書や出版物からとり出した素材をもとに、リオデジャネイロの観光地の景色を抽象的に再現。建物正面の壁全体をイパネマを題材とした作品で覆う事によって、ブラジル大使館は「#fromRiotoTokyo」を標語とする、ブラジルから日本に向けた友好の架け橋が意図する次元を一層強調する事を目指すものだ。

ヴィック・ムニーズは1961年・サンパウロの生まれ。針金、砂糖、トマトソース、チョコレート、玩具、ダイヤモンド、キャビアなどの意外性に富んだ素材を作品に活用して、歴史的な出来事をドキュメンタリー風に表現したり、アート性の高い被写体を切り取って写真作品として発表している。End