エアバスが開発中の大型貨物輸送機「ベルーガXL」の初飛行が成功
デザインは愛らしい笑顔の”シロイルカ”

ヨーロッパの大手航空機メーカー・エアバスは、同社が開発中の大型貨物輸送機・ベルーガXL(BelugaXL)の初号機の初飛行を2018年7月19日(木)に成功させたと発表した。

2014年11月に計画を開始し、2019年の就航を目指すベルーガXLは今後、10ヶ月間にわたって約600時間の試験飛行を行う。そして同機は、2019年から2023年にかけて5機製造されるという。

特徴のあるデザインは、笑顔を浮かべるシロイルカ(Beluga)をイメージ。胴体前方には目、コックピット付近には口が描かれており、なんとも愛らしい姿をしている。同機は旅客機ではなく輸送機なので、われわれが搭乗できる機会はなさそうだが、これからはデザインで乗りたい飛行機を決める日が来るかもしれない。End