愛好家が注目する1962年製フェラーリ「250 GTO」
自動車オークション史上最高額の約53億8千万円で落札

オークションハウスのRMサザビーズが2018年8月24日(金)・25日(土)にアメリカ・カリフォルニア州モントレーで開催したオークションで、1962年製フェラーリ「250 GTO」の落札価格が48,405,000ドル(約53億8千万円、手数料を含む)を記録した。

これは、自動車オークション史上で最高額という。この250 GTOのシャシー・ナンバーは「3413」で、36台製造されたうちの1台。また、RMサザビーズによる解説サイトによると、数々のレースでの優勝経験も豊富で、愛好家の間では「聖杯」というべき垂涎の車だ。

▲Patrick Ernzen ©2018 Courtesy of RM Sotheby’s

当日は、ル・マン24時間レースで5勝を挙げたレーシング・ドライバーのデレック・ベル(Derek Bell)が同車を運転して登場し、3500万ドル(約39億円)という途方もない価格からオークションがスタート。

▲Darin Schnabel ©2018 Courtesy of RM Sotheby’s

今回の落札価格(48,405,000ドル)は、これまでの記録を1000万ドル(約11億円)以上も上回っている。こうした過熱ぶりは、いつまでつづくのだろうか。End

▲Monterey 2018: 1962 Ferrari 250 GTO