AXIS増刊「Yamaha, One Passion ヤマハデザインのDNA、そして未来」
予約受付中

「Two Yamahas, One Passion」のキーワードの下、いくつものユニークな活動を続けている、ヤマハとヤマハ発動機のデザイン部門。両社のデザインの現在・過去・未来をたどり・探りながら、ヤマハデザインのDNAとは何かを追求していきます。

両社のデザイン活動がいかに経営に直結しているのか、試行錯誤を続ける他企業デザインの部門にとっても大きなヒントを与えてくれる一冊。

AXIS増刊「Yamaha, One Passion ヤマハデザインのDNA、そして未来」
2018年10月12日発売 定価:税込1,200円

現在、予約受付中です。

目次より

002/016/030/044/070
そこにDNAはあるかー2つのヤマハを語る製品たち
ヤマハとヤマハ発動機のデザインを語るうえで欠かすことのできない歴代の製品たち。
両社を代表するデザインをとおして、「ヤマハのDNA」が見えてくるはず。

008
鼎談 ヤマハデザインのDNA、そして未来
鈴木康広 (アーティスト) × 川田 学 (ヤマハ デザイン研究所所長) × 長屋明浩 (ヤマハ発動機 デザイン本部長)

ヤマハとヤマハ発動機、両デザイン部門のトップが、アーティストの鈴木康広氏を聞き役に迎え、創業の地である静岡県浜松市で鼎談を行った。鈴木氏は、自身の出身地でもある浜松について「とにかく風が強い場所」と話す。楽器やバイクにとって大切な要素である「風」を感じながら、人間のなかにある自然を呼び起こすエモーショナルなものづくり。それこそが、ふたつのヤマハデザインに通じる本質ではないか。鈴木の問いかけに対し、両トップが自らの想いを熱く語った。

018
製品づくりへのヒントが溢れる場所
ヤマハ イノベーションセンター&イノベーションロード

2018年5月、ヤマハの本社敷地内に新たな開発拠点となる「イノベーションセンター」と、同社の従来からの数々の製品が一堂に会する「イノベーションロード」が完成した。どちらも基本となるテーマは「イノベーション」。施設のあちらこちらに、既存の枠を壊し、過去から未来へとつなげていこうとする革新のための仕掛けがあった。

026
紆余曲折に遠回り、数々の試行錯誤を経て、新しい楽器が生まれた
「ヴェノーヴァ」開発ストーリー

サックスのような音色と本格的な吹き心地を実現しながら、演奏性と製造の条件によって生まれた独特の形。手軽に始められ、手入れも簡単なカジュアル管楽器「ヴェノーヴァ」の発売から1年、既存の管楽器愛好者だけでなく、多くの潜在的プレイヤーの心をつかんでいる。実は、このイノベーティブなアコースティック楽器の発想は、1990年代のシンセサイザーの開発中に生まれたという。20年以上にも及ぶ開発ストーリーを紹介する。

032
ヤマハ発動機 イノベーションセンター
理想的な大部屋から生まれる新しい価値

2012年に、経営の3本柱「技術、コンセプト、デザイン」を掲げ、デザインの機能強化を図るために「デザイン本部」を新設したヤマハ発動機。そこから約5年の構想を経て、17年2月に落成した「ヤマハモーター イノベーションセンター」は、製品デザインの開発と先行デザインの研究、そして企業やブランド全体のデザインを統括する、ヤマハ発動機の「デザインの司令塔」となる施設だ。

040
仕上げと造形は表裏一体
ヤマハ発動機が推進するCMF-G

プロダクトデザインにおいて、モノの形だけでなく、色(Color)、素材(Material)、仕上げ(Finish)について総合的に検討することの重要性が説かれている昨今、ヤマハ発動機ではこの3つの要素にグラフィック(Graphic)を加えた「CMF-G」を、独自のデザイン手法として推進している。この場合のグラフィックとはロゴやイラストといった描画部分だけでなく、例えばオートバイにおいては露出するパーツの見え方、ドローンにおいては遠隔操縦者からの視認性といったことも含まれる。2つの開発事例におけるCMF-Gの取り組みを紹介する。

046
4人のクリエイターが語る“ヤマハの真髄”
吉泉 聡/中村史郎/畑中正人/黒川雅之

仕事において、あるはプライベートでも……。さまざまな角度からふたつのヤマハと接してきた4人のクリエイターに、実感としての“ヤマハらしさ”を語ってもらった。

050
ヤマハ発動機のコミュニケーションデザイン
ブースデザインモジュールが生み出す、世界共通のブランド価値

052
両社長が語る、未来、フィロソフィー、そしてデザイン
中田卓也 (ヤマハ株式会社 代表執行役社長) & 日髙祥博 (ヤマハ発動機株式会社 代表取締役社長)

両ヤマハのトップが語る、それぞれのフィロソフィー、未来への戦略、そこにおけるデザインの役割。互いの言葉の中にヤマハのDNAが見えてくる。

060
ヤマハのコミュニケーションデザイン
夢見るシロクマ親子が体現する「顧客体験」

062
製品デザインから離れ、発想を磨く
ヤマハ デザイン・スタジオ・ロンドン

海外に3カ所あるヤマハのデザイン拠点のなかでも、ユニークな存在であるデザイン・スタジオ・ロンドン。ここでは、あえて製品開発に直接つながるデザイン活動や現地の市場調査などはせず、新たな発想へとつながる芽を見つけるという任務を果たすべく、日々、遊び心あふれるトライを続けている。

066
スクーター大国から発信する「人機官能」
YMRT 造形研究室

海外に5カ所展開しているヤマハ発動機のデザイン拠点。そのなかで、台湾のYMRT(Yamaha Motor R&D Taiwan)は、世界中で販売するヤマハ小型スクーターのデザイン開発の一翼を担っている。その開発の背景にあるのが、スクーター大国、台湾の存在。街にスクーターが溢れるという環境の下、ヤマハスクーターのあり方を追究し、世界に向けて発信している。

074
表現の実験場で、アイデンティティを探求する
5年目の「ヤマハ」シリーズ広告

2014年から「AXIS」で掲載されているヤマハとヤマハ発動機によるオリジナルシリーズ広告。両ヤマハのデザイン部門が主体となり、
自社のデザインフィロソフィーをベースに趣向を凝らしたビジュアルは、毎回読者の注目を集めている。「これは単なる広告ではない。われわれの表現の実験場」と話す担当者たちが、この取り組みを振り返った。End