AGCが「ラウンジ・デザイン展~多様なゆらぎがつくるラウンジの可能性」を開催中
他者とのコラボレーションや新たな価値を創造する空間に着目

パース描画:日建設計長橋孝一

2018年7月に旭硝子から社名を変更したAGCは、「ラウンジ・デザイン展~多様なゆらぎがつくるラウンジの可能性」(企画&コーディネート:中崎隆司、企画協力:日建設計)を2018年11月30日(金)まで、東京・京橋のAGC Studioにて開催中だ。

他者とのコラボレーションを生み、新たな価値を創造する空間としての「ラウンジ」が注目を集める昨今の風潮をふまえ、本展では、出会いや交流に欠かせないリラクゼーションを引き出す要素である「ゆらぎ」に着目。可動ベンチ・可動植栽により空間をカスタマイズすることができ、固定的なラウンジでは生まれにくい多種多様なコミュニケーションを引き出す工夫が施されている。


1階に展開される什器はほとんどがダンボール製。使用の痕跡があえて残る素材は、コミュニケーションの痕跡を表す仕掛けでもある。(デザイン:日建設計萩森薫)

ミラノデザインウィーク2018で発表した「音を生む」ガラスのほか、バーチャルウィンドウ(筐体設計:吉田真也、製作協力:株式会社テルミック)など、AGCの新しい技術・製品を取り入れて、これからの「ラウンジ」の在り方を提案する。


撮影:三嶋義秀

また、同展期間中の10月18日(木)と11月15日(木)には、「ラウンジ・デザイン」をテーマとしたデザインフォーラムも開催される。各回事前予約が必要で、イベントURLから申し込むことができる(先着順・参加無料)。End

ラウンジ・デザイン展~多様なゆらぎがつくるラウンジの可能性

会期
2018年9月11日(火)~11月30日(金)
10:00~18:00 入場無料
休館日
日曜日・月曜日・祝祭日
会場
AGC Studio
詳細
https://www.agcstudio.jp/event/3003

第97回AGC Studioデザインフォーラム
「アートでつくる都市スケールの “ラウンジ”」

日時
2018年10月18日(木)18:30~20:00
参加申込URL
https://www.agcstudio.jp/event/3181

第98回AGC Studioデザインフォーラム
「隈研吾建築都市設計事務所の多彩なラウンジ・デザイン」

日時
2018年11月15日(木)18:30~20:00
参加申込URL
https://www.agcstudio.jp/event/3184