▲Curtain Wall Theater

2017年の大雨災害で甚大な被害を受けた大分県日田市では、一夜限りのイベント「日田の山と川と光と音」が2018年10月27日 （土）に開催される。

本イベントは、2017年7月の九州北部豪雨により大きな被害を受けた日田市における、芸術文化による水害復興支援を目的としたもので、日田市水害復興芸術文化事業実行委員会が主催。

日田の雄大な自然と音と光が織りなす空間を、稀有な才能を持つ女性歌手Salyuの美しい歌声が包み込む。この圧倒的な体験を演出するのは、最先端のデジタル技術を駆使した作品を国内外で発表し続けるアーティスト・Rhizomatiks Architecture。

この日、この場所のためだけに人と自然とが共創する本作品は、自然に寄り添いながら発展してきた同市の歴史や営みと重なるとともに、これから先の未来を指し示す一筋の光として、鑑賞者の心の奥深くまで響く体験となるだろう。

また、同市は、江戸幕府の直轄地として栄えていたことから「天領日田」、多くの水流に恵まれていることから「水郷ひた」とも呼ばれる豊かな歴史・文化を持つ町。江戸時代の町並みが残る「豆田町」や、交通の要所であった日田のシンボル「三隈川」、地元の食材にこだわったお料理など、アートとあわせて地域の魅力も満喫できるイベントだ。

▲House of Mamba

なお、同イベント参加にはツアーチケット購入が必要。チケットは公式サイトにて販売中だ。