レム・コールハースによる建築の構成要素に焦点をあてた書籍が発売
進化する建築を理解するのに最適な一冊

ドイツの建築、美術、デザイン書を扱う出版社TASCHENは、国際的な建築事務所OMAを主宰するレム・コールハース(Rem Koolhaas)と、ハーバード大学デザイン大学院による新刊書「Rem Koolhaas. Elements of Architecture」を出版した。

本書は建築の構成要素にフォーカスし、建築家が使用している本質的な設計手法を明らかにしていくというもので、世界中の建築を構成する基本を理解するために不可欠なツールキットとなる内容。それぞれの章で窓、ファサード、バルコニー、廊下、暖炉、階段、エスカレーター、エレベーターなどの要素を解き明かしていく。

デザインはアムステルダムのブックデザイナー、イルマ・ブーム(Irma Boom)が担当。2500ページを超える内容は、ハーバード大学デザイン大学院の研究にもとづき、レム・コールハース、Stephan Trueby、Manfredo di RobilantJeffrey Inabaの論考を収録。

また、Werner Sobekやトニー・ファデル(Nest)のインタビュー、Wolfgang Tillmansによるフォトエッセイも含まれている。

長く求められていた一冊となる本書にコールハースは、「私たちが知っている建築が見違えるほど変化している今、これほど適切な本はこれまでなかった」と語る。

出版社のウェブサイトから購入が可能。建築関係者のみでなく、広くデザインに関わる人にとっても必読書になりそうだ。End