D&DEPARTMENT PROJECTが中国に進出
中国黄山店がオープン

息の長いその土地らしいデザイン=「ロングライフデザイン」を発掘し、紹介する「D&DEPARTMENT PROJECT」は2018年10月13日(土)、中国安徽省の伝統工芸を研究し、雑誌「壁山」などを発行する「碧山工销社(Bishan Crafts Cooperatives)」をパートナーに、中国では初の拠点となるD&DEPARTMENT黄山店を、碧山工销社内にオープンした。

同店では、ロングライフデザインの視点で日本国内外からセレクトする生活用品のほか、黄山市に根付いたものづくりを発掘し、紹介・販売するとともに、地域と連動した展覧会や勉強会を企画し、単なるショップにとどまらないデザイン活動を展開する。

また、近隣の観光スポットを紹介する「ご近所ぐるぐるマップ」を配布するなど、黄山店が起点となり、地域の魅力を発信することで、都市部・農村部といったエリアや生活スタイルの垣根や、各世代を超えた、新しい交流が生まれる仕掛け作りも展開する予定。

碧山工销社は、安徽大学の副教授、現代美術のキュレーターであり雑誌編集者の左靖と、投資家で、インテリアデザイン会社を営む王勇の両代表が主宰。安徽省を中心に、その土地の歴史や文化を研究し、展覧会や出版、空間づくりを手がけ、国内の都市部と農村部とを繋ぐ文化的コミュニケーションを形成するための活動を積極的に行っているという。End