⼿編みのニットで知られる気仙沼ニッティングが、
直営店「気仙沼ニッティング東京」を千駄ヶ⾕にオープン

宮城県気仙沼市で、⼿編みのセーターやカーディガンを⼿がける気仙沼ニッティングが、2018年11⽉17⽇(⼟)に直営店「気仙沼ニッティング東京」を東京・千駄ヶ谷にオープンした。

▲テーブルの上に並ぶのは、新作のカシミヤのマフラー

気仙沼ニッティングの創業は、震災の爪痕が残る2012年のこと。この地で持続可能な事業を立ち上げようと、糸井重里さんが発案したのがきっかけだ。遠洋漁業の町、気仙沼の人々にとって編むことは身近で、すぐ始められるビジネスとして着手した。代表を務めるのはブータン首相フェローの経験者である御手洗珠子さん。デザインはニットデザイナーの三國万里子さんによるものだ。

2014年には編み手との対話を通じて商品を選んでもらいたいと、気仙沼港を見下ろす高台に本店「メモリーズ」をオープンさせた。デザイン誌「AXIS」が取材に訪れた翌年には約30名だった編み手が、今では70名を超えるほどに増えているという。もともとルーマニアンレースの指導者だった田村純子さんは、御手洗さんにヘッドハンティングされて編み手となり、今では後進の指導にも力を注いでいる。

▲セミオーダーセーター「Me」

▲フルオーダーメイドのカーディガン「MM01」

フルオーダーメイドのカーディガン「MM01」をはじめ、セミオーダーのセーター「Me」、レディメイドの「Etude」、新作のカシミヤのマフラーなど、どれもけっして手軽な価格帯とは言えないが、熟練の編み手でも1着をつくり上げるのにおよそ50時間はかかるという。ひと針ひと針、想いのこもった高品質のフィッシャーマンズセーターを求めて、メモリーズには近県はもとより、遠方からも新幹線や電車を乗り継いで多くの客が訪れている。

それらフルラインナップが揃う東京店。御手洗さんは「東京店ができたことで、お手入れなどの相談がより細やか行えるようになります。やっと2店舗目が出せるまでに成長しました」と語った。

▲レディメイド「Etude」

冬の足音が近づいているこの季節に、気仙沼発の手編みニットがより身近に感じられる店舗になりそうだ。End

気仙沼ニッティング東京

営業時間
金・土・日曜日、12時〜19時
住所
東京都渋谷区千駄ヶ谷3-41-8
(北参道駅1番出口より徒歩1分)
詳細
https://www.knitting.co.jp/