ドバイのデザイン事務所 TINKAH
砂のコーヒーカップ「RAMEL C01」を発表

ドバイを拠点とするデザイン事務所 TINKAHのプロダクト部門であるthe Foundryは、新作「RAMEL C01」を発表した。

たえず姿を変える砂丘からインスピレーションを得たもので、砂漠の砂の特性を活かして、成形可能な溶剤を用いて素材を開発。

この新しい素材Ramelは、機能的で美しい製品へと形を変える能力を備えている。そしてこの製品は、環境を取り入れたものではなく、環境から浮かび上がってくるものなのだ。

the Foundryは、機械的なプロセスの単調さに逆らうことを目指している。職人とクリエイターは実験や実際に資源を扱うことを通じて成長する、というのが彼らの考えである。

グローバルな文化へのオマージュとして、Ramelを使ってささやかなコーヒーカップがデザインされた。公式サイトでこのコーヒーカップ4個セットの予約を受けつけている。

TINKAHは学際的なデザイン会社で、独特のコンセプトと、その土地の思想家、芸術家、デザイナー、職人によるユニークな表現を実践している。遊牧民の豊かな過ぎ去りし時代の証人であり、集団の文化的記憶と共鳴するオブジェの創造を行っている。End