杉本博司とMakuakeのクラウドファウンディング第2弾
信長最後の城「安土城図屏風」バチカン探索プロジェクト

クラウドファンディング・プラットフォームのMakuake(マクアケ)では、現代美術作家・杉本博司とタッグを組んだプロジェクト第2弾が進行中だ。

今回は、「杉本博司と宝探しの旅へ 信長最後の城「安土城図屏風」バチカン探索プロジェクト」と題したクラウドファンディングが実施される。

これは、同氏からのお誘いとして、安土桃山時代にヨーロッパに渡った宝物の軌跡をたどる冒険の旅に出発。1585年にバチカンでグレゴリウス13世に献上された後に行方不明となった幻の安土城図屏風の探索・調査を現地で行うという企画だ。

同作は、安土桃山時代最高の絵師・狩野永徳が描き、織田信長が巡察師ヴァリニャーノに託して、天正遣欧少年使節がローマへ運んだもの。日本人が初めて西洋を旅し、西洋人が初めて日本人と相見えた際の記念碑的美術品とされる。

参加コースによっては、リターンとして杉本博司本人が登壇するイベントも用意。天正遣欧少年使節の活動と桃山時代における西洋との交流について、造詣を深める絶好の機会だろう。End

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