川崎和男の設計を具現化した眼鏡ブランド「Kazuo Kawasaki」
2019SSコレクションが発表

1905年(明治38年)に創業した福井の高級眼鏡フレーム製造販売会社・増永眼鏡は、旗艦店の「MASUNAGA 1905 青山店」にて、2019年2月9日(土)から2月17日(日)まで、「Kazuo Kawasaki フェア」と題して、デザインディレクター 川崎和男の設計を具現化したブランド「Kazuo Kawasaki」2019SS New Collectionが先行で販売される。

この新作コレクションは、フランスで開催される世界最大の眼鏡展示会「SILMO」にて眼鏡界のアカデミー賞とも言われる「シルモドール」を受賞した名品「MP-690」の青山店限定モデル。フレームの歪みに対してレンズと瞳孔の位置関係が変化しないような仕組み「アンチテンション」構造を採用している。

同構造は、めがねをかけた瞬間に、テンプルに圧力が加わってもレンズそのものには歪みを生じさせない構造で、レンズの歪みによる眼への負担を解消。これが評価されて「シルモドール」受賞につながったという。

▲「MP-690」

▲「アンチテンション」構造

同ブランドは、1985年に誕生した川崎氏による人間工学にもとづいたアイウェアデザインを同社の技術力で忠実に具現化。スマート&ハイテクノロジーをコンセプトに最小限のパーツで機能性と存在感を表現。メインマテリアルには軽量で人体に優しいチタンを採用し、デザインと技術の共鳴が新たな世界を拓く、次世代のメガネを探求するものだ。End