隈研吾建築都市設計事務所が再建計画を手がけた
東京・白金台の黄檗宗・瑞聖寺庫裡

▲© Photos:Masaki Hamada(kkpo)

隈研吾建築都市設計事務所は、隠元和尚によって中国より江戸時代に伝えられた禅宗の一宗派、黄檗宗の東京の中心寺院で創建1670年の白金台にある瑞聖寺庫裡(ずいしょうじくり)の再建を手がけた。

このプロジェクトでは、重要文化財に指定されている大雄宝殿(本堂)から延びる軸線に注目し、中国の寺院建築に特有のデプスを強調した軸性の強い伽藍配置を再現。

地域に開かれた寺院を体現するべく、軸線の南側には一辺が開かれたコの字型の回廊空間を作りあげた。コの字型の中庭は水盤としてデザイン。その中央には、水に浮くようにプラットフォームを設け、地域のさまざまなイベント、パフォーマンスが開かれるという。

▲© Photos:Masaki Hamada(kkpo)

最小限の鉄骨による透明な構造体と、木製のジョイストとの組み合わせで支えられた建築で、ジョイストと外壁の木製ルーバーが共鳴することで、黄檗宗にふさわしい幾何学的なリズムを奏でるそうだ。End