自然光を楽しみながらプライバシーも確保できる
調節可能なシェード付きホームオフィス「Black Box」

ロンドンのイズリントン(Islington)にある「Black Box」は、ヴィクトリア朝時代の住宅の2階テラスに建て増した小部屋である。

建築事務所 MATA Architectsはクライアントのカップルのために、ホームオフィスでありながら、エンスイートバスルーム付きのゲスト用寝室にもなるスペースを設計。

ロンドンにはありがちなことだが、近隣は人が多く建物が密集した市街地なので、通常の建て増しだといろんな角度から見られてしまう。とはいえ、自然光を最大限に取り入れたり、隣接した庭の向こうに広がる景色も楽しんだりするために、大きな窓が求められた。

自然光を楽しみながら、プライバシーやセキュリティも確保できるような調節可能なシェードを考えた末、この「Black Box」ができあがった。真っ黒に塗ったシベリアカラマツを使い、上下で開閉する窓を2つ設置。

室内でウィンチを使って手動で操作ができるので、さまざまな形に調整可能。折りたたんで窓を開け放つことから、ぴたっとしめて夏の日光を避けることまで、住人は建築と対話して、快適になるように環境を調整することができるのだ。End