「WeWork Labs」が新しいプログラムを創設
食料問題に取り組む起業家のための「WeWork Food Labs」

起業家向けのコワーキングスペースを提供するWeWorkが展開する「WeWork Labs(ウィワーク・ラボ)」が、食料に関する新しいプログラムを開始する。

スタートアップや企業の初期段階をサポートするプラットフォーム WeWork Labsが新たに手がけるこの「WeWork Food Labs」は、今日の大きな食料問題に取り組む起業家に、専門的なスペースやコミュニティ、プログラミングを提供するものだ。

このサービスでは、ホスピタリティ、消費財、台所用品からサプライチェーンマネジメント、農業テクノロジー、流通ソフトウェア、ロボットなどまで、スタートアップのコミュニティをサポートしてくれる。

コースとしては、「Food Labs Membership」と「Food Labs Accelerator」の2つを用意。Food Labs Membershipでは、さまざまな食品エコシステム全体で食品のサステナビリティを目指す企業などの初期段階のイノベーターを支援し、月額300ドル(約33,400円)でさまざまなオンサイトアメニティを提供。

また、Food Labs Acceleratorでは、We Companyのサステナビリティへのグローバルな取り組みを推進するために、食品や農業のスタートアップに100万ドル(約1億1100万円)以上の投資を実施。食品業界の最重要課題に焦点を当て、迅速なスケジュールでソリューションを進めるそうだ。

WeWork Food Labsの拠点は、2019年後半にニューヨークの「WeWork 511 W 25th St」にオープンする予定。Food Labs Acceleratorの募集は2019年5月15日(水)まで受け付けている。End